三五郎の車中泊の旅

車中泊でしか分からない、
 歩かないと見付けられない、 
  今そこにある感動を逃したくない。
       

馬籠宿

2018年01月22日 | 宿場町
前回、奈良井宿をご紹介した中で少しだけ触れました「馬籠宿」をご案内します。

画像は以前に行ったものなので季節感はまったくありませんが、暖かくなったらお出かけになるのもいいですよ。

まずは駐車場からすぐの、宿場入り口付近です。

ずいぶんと石畳が綺麗ですが、いくらなんでも昔のままということはないでしようね。

馬籠宿は坂道ばかりなので、道や建物が立体的に見えていい感じです。


歩きやすくはあるのですが、この近代的な敷石はいかがなものかとも思いますが、、、

昨今、お城にエレベーターを付けよの無理だの、ここでもそういった配慮がなされているのでしようかね。

「藤村記念館」です。

遥か昔、小学校の遠足で一度入ったことがありますが、中の様子はまったく覚えていません。
ただ、はっきり覚えているのは帰りのバスで、若いガイドさんが「ハイ、お疲れ様でした。ふじむら藤村記念館はいかがでしたか?」と言ったとき担任の先生が「ガイドさん、そりゃ島崎藤村の記念館のことですか」と言って、ガイドさんが恥ずかしそうにしてたことくらいです。
つまらないことをよく覚えているもんですね。

道が一段と急勾配になってきました。


ちっちゃくて風情のあるおみやげ屋さんです。


喫茶店です。

写真を撮るにはもってこいなのですが、この日はどういう訳かどこへ行っても観光客がいませんでした。

宿場を抜けたところにある展望台です。

正面に見えるのが「恵那山」です。

さて馬籠宿を後にして、中山道の次の宿場「妻籠宿」まで歩いてみます。


一人で歩くには十分な道幅ですが、向こうから籠に乗った人が来たり、飛脚が走ってきたら脇に寄らないと危なそうです。

とてもじゃないけど夜はあるけないですね。

なんか休憩所みたいなのが見えてきました。

これは後付けでしよう。

小さなお地蔵さんが並んでいました。旅の無事を祈ったんでしょうか。


十返舎一九の碑です。「東海道中膝栗毛」の作者ですね。ここは中山道やっちゅうねん。
あらま「木曽街道膝栗毛」も書いてたんですか。


馬籠峠まできました。

ここからは長野県側になります。
ここまでずっと上り坂でしたが、緩やかで楽しく歩けました。

この先は次回にご紹介します。




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