三五郎の車中泊の旅

車中泊でしか分からない、
 歩かないと見付けられない、 
  今そこにある感動を逃したくない。
       

琵琶湖一周・道草の旅(彦根城編)

2017年11月28日 | 琵琶湖一周
前回に続いて「彦根城」です。

とは言うものの彦根城には以前行ったことがあるので、画像は前回に行った時のものです。
    (VGAで撮ったものを伸ばしているので画質はちょっと悪いです)

玄宮園横の駐車場にくるまを停めて大手門から城内へ、

外堀の中はかなり広く、中学・高校・裁判所からグランド・公園まで。
駐車場も外堀の内側を走ればどこにでもあります。

現在、彦根城では「 国宝・彦根城築城410年祭」の期間中で、色んな催し物が行われているそうです。(平成29年3月18日~12月10日まで)

橋を渡ってから入場料を支払って石段を登って行きます。

重要文化財の天秤櫓だそうです。多分、、、


上に登って正面から、


これはなにかな、

上の櫓に似てるけどチョトちがいますね。


映画のセットではなく、本物の城内を歩いているのって、なんかスゴイ。

タイムスリップですね。

この彦根城の天守は、国宝指定された五城のうちのひとつです。

彦根城のほか、犬山城・松本城・姫路城・松江城が国宝指定されています。
天守以外に、附櫓・多聞櫓が国宝に指定。

天守に登ってみましたが、階段がかなり急で幅も狭くなっていました。
くれぐれもミニスカートの女性はご用心。

モミジが綺麗に色付いていました。


彦根城は多くの大老を輩出した譜代大名である井伊氏14代の居城で、最後の城主となった井伊直弼は、彦根藩主の次男として生まれ、兄の死を受け家督を継ぎ、第15代藩主となりました。
後に大老に就任して事実上の幕府最高権力者となり、将軍継嗣問題を解決、日米修好通商条約に調印し、安政の大獄により反対派を処罰したため、独裁政治に対する反発から攘夷派などの怨みを買い、桜田門外において暗殺されました。(桜田門外の変)
明治維新の始まりです。

これも重要文化財で「西の丸三重櫓」です。たぶん、、、

これ以外にも、 太鼓門櫓など櫓・門など五棟が重要文化財に指定されています。


彦根城が築城されたのが1622年。
それより先46年、1576年安土城築城・1582年焼失・・・・・、残念でなりません。

次回は、近江商人の町「近江八幡」です。

琵琶湖一周・道草の旅(長浜城址編)

2017年11月25日 | 琵琶湖一周
琵琶湖をアチコチ寄り道しながら一周してきました。

初回は「長浜城址」です。
駐車場に車を停めて天守閣が見える方へと歩いて行くと公園の入り口があります。


噴水の横を通り過ぎると真っ赤に紅葉したモミジが見えてきました。


天気は生憎と小雨が降ったり止んだりのハッキリしない天気でしたが、モミジの紅葉は目が覚めるようです。


長浜城は廃城になっているので、この天守閣も本物ではありませんがなかなかのものです。


紅葉があまりに綺麗なので城の周りを歩いてみます。


位置を変えて、


長浜城は「羽柴秀吉」が建てたもので、城では珍しく戦争で焼けたとか、戦で焼き払われたとかいうのではなく、のちに彦根城を造る際にここの城を解体して石垣や城を造るのに使われたそうです。

なにかを燃やしているようで煙が見えます。


石段を上がってみると、

ゴミを燃やしているのかと思ったら「のろし」だったんですね。

城内は歴史博物館になっているようです。


入ってみると、

なんか、いかにもロビーですね。

一階はこんな感じです。


二階と三階が資料館になっていましたが撮影は禁止です。

天守が展望台になってます。


城のすぐ隣が琵琶湖です。

琵琶湖は北陸からの荷を淀川を通って大阪に送るために、多くの舟が行き交っていたようです。

そういう意味でも長浜は交通の要所だったんでしようね。

次回は長浜城を解体して造った、重文・国宝のオンパレードの彦根城編です。

立山室堂

2017年11月14日 | トレッキング
ここのところ判で押したように週末になると雨が降ります。
なかなか車中泊もままならないので、過去に撮りためた画像を紹介します。

季節は10月の平日です。

午前に家をでて19時頃に「立山駅」到着。
今夜は駅横の駐車場で車中泊。
よほど寒いかと思い、湯たんぽまで用意してきたけど、思ったほどではなく使わず仕舞で快適でした。

翌朝、5時過ぎた頃から周りの車のドアの閉まる音が頻繁に起き始めて目が覚めた。
まさか釣りじゃあるまいし、なんでこんな朝早くからとおもいながらまた寝た。

それから2時間、7時にセットしてあった目覚ましの音でふたたび目覚めて、顏を洗ったり朝食をとったりしてゆっくりと駅に入るとかなりの列に、、、
「えっ、なんで?これがいやでわざわざ有給とったのに」と思ったが、ケーブルカーが意外に大勢乗れた上に臨時増発で30分くらい待っただけですみました。




7分ほどで美女平駅に到着、そこから高原バスに揺られて50分、途中ナンチャラの杉だとか称名滝とかで止まってくれます。
称名滝は以前行ったことがありますが、上から見るのは初めてです。

このバスは室堂直行なので途中の弥陀ヶ原を通り過ぎてまもなく終点「室堂駅」に到着。
初めての立山なので、とりあえず案内板どおりに「室堂展望台」へいってみることに。

目の前に旅行雑誌なんかでよく見る湧き水。

予定では一番お手頃な室堂山(2668m)に登るつもりだったけど、雷鳥沢へも行ってみたかったので先にそっちへむかうことにします。

湧水地から案内板に沿ってきれいに整備された石畳の道を歩きます。


少し歩くと「みくりが池」


この日はあまりきれいな色ではなかったけど、天気がいいとこんな風に見えたり、


こんなに青く見えたりもするみたいです。

(きれいな方の画像は立山オフィシャルサイトより拝借しました。)

さらに歩くと「みくりが池温泉」


その奥が「地獄谷」

硫黄の匂いがスゴイです。

遊歩道を歩いていても風向きによって硫黄の匂いが鼻をつきます。


雄大な景色を見ながら歩きます。


気持よく歩いていると雷鳥沢のキャンプ場が見えてきました。


下のほうに見える平らな所がキャンプ場です。ここから立山縦断とかにでかけるようです。
ほとんどが下りで楽ちんです。


雷鳥沢ってくらいだから探したけど、そんなに簡単に遭遇するわけないか・・・、と思いきや、けっこう頻繁に現れるそうです。


ずぅ~っと下ってきたってことは、こんどはずう~っと登っていかねばなりません。

「血の池地獄」だそうです。
なんで地獄なのかは分かりませんが、、、池の横にはまだ残雪があります。


なが~い登りを歩いていると、だんだん雲が湧いてきます。


山は天気が変わりやすいからまたすぐに青空が顏をだすだろうと思ったが、、、
山がガスだか雲だかにどんどん隠れていきます。


昼食を食べ終わる頃には周りの山々がほとんど見えなくなって山登りは断念しました。



御嶽紅葉

2017年11月04日 | 2017年・紅葉
三連休です。

紅葉は高い山から徐々に麓に降りてきているというのに、ここ数週間、雨や台風でどこへも行けず。
天気予報ではこの三連休は久々の好天とのことなので「御嶽山」へ行ってみました。

ここの位置は御嶽山でいうと七合目、「おんたけ2240」スキー場の上になります。

登山道入り口です。


そんなに高いところまで行くつもりはありませんが、少し開けたとこまで行ってみようかと入山。
最初はこんな感じです。

奥に社があるので車も通るようです。

なんと少し歩いただけでこんな看板が、


奥の遥拝所までしかいけませんでした。




登山道入り口と並んであるのが「田ノ原天然公園」入り口です。


中へ入ると木道で整備されて歩きやすいです。


遊歩道の奥にある展望台からの眺めです。

ベンチで一杯やってた年配のご兄弟と話すと毎年来ているとのこと。
「残念、もう十日早ければ真っ赤な帯が展望台横から下のほうまで伸びてたのにな、もう落葉しちゃってるよ。」とのこと・・・先週は台風やん。

天然公園入口でおにぎりを食べながら御山をパシャ!


ズームしてみると、2014年の噴火の爪痕が痛々しく、当時のままの姿がそこにありました。

隣の社務所で作業をしている方に話を聞くと「あのときはここにいても怖かった。」と言っていました。
犠牲になられた方々には心よりご冥福お祈り申し上げます。


スキー場の下には広大なカラマツの森が広がっています。


鮮やかな金色ロードです。


御嶽山の麓にある「御岳湖」です。
この辺りは「御嶽」と書いたり「御岳」と書いたり「御嶽」と書いて「みたけ」と読む地域があったりしてややこしいです。


御岳湖を造る「牧尾ダム」下の橋からの眺めです。


そして遠景。

山が燃えているようです。


国道19号木曽から開田高原や41号高山方面へ向かうには「木曽大橋」信号から入る「木曽街道」と「元橋」信号から入る「県道20号」がありますが、私は断然「県道20号」をお薦めします。
木曽街道も紅葉の綺麗な場所はありますが、コチラはどこまで行ってもすべてが紅葉、「紅葉街道」と言っても過言ではありません。
まずは「西野川」に掛かる橋。


この橋まで歩いて行ってみます。
林の下を流れるのが西野川です。


橋の近くまで来ました。


橋上から上流を眺めます。


名もない? 滝です。


滝の近く、陽の傾いた影から陽のあたる場所を撮る。


陽も陰って寒くなってきたので今日はこのへんで、、、
19号まで戻って道の駅にて車中泊です。

翌朝は9時起床、それほど寒くもなくぐっすり眠ることができました。
それもそのはず、今にも降りそうな曇り空。
曇りや雨の朝は気温が下がりません。

朝食を道の駅の朝食バイキング(600円)で済ませるころにはポツポツと降りだした。
この時期にしては朝は暖かいとは言っても、雨が降っては気温が上がりません。
この日予定していた「開田高原」散策は取りやめ、また県道20号を通って「開田」→「高根」→「朝日」→「久々野」経由で撮影しながら帰ることにします。

昨日通ったのに撮らなかった赤い橋です。


再び西野川です。


西野川横の山です。


もう一丁


峠を越して岐阜県側へと降りてきました。

高根ダムの下から・・・、上に見えるのがダムです。


ダム周辺


ダム下の橋からの眺めです。


2日目の予定は木っ端微塵でしたが、雨・台風で伸び伸びになっていたわりには、なかなかに色の濃い、色彩満載の旅でした。