三五郎の車中泊の旅

車中泊でしか分からない、
 歩かないと見付けられない、 
  今そこにある感動を逃したくない。
       

栂池高原

2019年10月06日 | 散策
10月5日(土曜)
長野県北安曇郡小谷村の「栂池自然園」に行ってきました。

栂池自然園は栂池スキー場の上にあるので、まずはスキー場のゴンドラで山頂を目指します。




スキー場の頂上駅。

ここからさらにロープウェーに乗り換えて上を目指します。

高度が上がるにつれ、だんだんガスが出てきました。


終点です。


少し歩いて自然園の入り口にあるヒュッテ。
カウンターの人に一周するとどれくらいかかるか聞くと「4時間です。」
時計を見ると12時30分、「えっ、ロープウェーの最終ギリじゃん。」とりあえず行けるとこまで行ってみることに。


自然園の中は、ほぼ木道が整備されているのでたいへん歩きやすいです。


園内はほとんどが湿地帯になってます。




ロープウェーで上がって来たときのガスも徐々に晴れて、周りの山々が見えてきました。




園の一番奥にある「展望湿原(2010m)」です。

なんも見えません。

天気がいいとこんなふうに見えるようです。

((+_+))・・・

途中で見つけた本日一番の紅葉です。


白樺林を縫うように道が続く。


戻って来ました。


途中、休憩したり撮影したり弁当食べたりとゆっくり回りましたが、3時間半あれば余裕だと思います。

いつもならこの時期が紅葉真っ盛りだそうですが、なかなか気温が下がらず紅葉もかなり遅れているとのことでした。
来週来ればよかったぁ、、、残念!!

動画です。


大正村

2018年06月19日 | 散策
昭和村つながりと言っちゃあナンですが、大正村です。

大正村は岐阜県恵那市明知町にあるテーマパークです。
ただ、愛知県犬山市の明治村や、先に紹介した昭和村とは違って特定の敷地内に設けられた施設ではなく、街全体(旧・明知町)として大正時代の雰囲気を保存・再現した店舗、資料館、博物館などが軒を連ねていて、郵便局や銀行は実際の窓口業務も行っています。

駐車場隣にある「大正浪漫亭」です。

すぐ隣に観光案内所もあるのでマップをもらって散策開始です。

「大正路地」です。


大正村役場です。


突き当りにあるのが絵画館です。


その隣にあるのが「大正浪漫館」です。


入ってみました。

一階以外は初代村長の高峰三枝子や相撲の春日野前理事長の資料館になってますが、撮影は禁止でした。

その隣が「旧三宅家」住宅です。


中では囲炉裏の炎を絶やさないよう農夫姿の人が一人で巻きを割って燃やしていました。


大正浪漫館、日本大正村資料館、大正時代館の3施設に入館するには入場券が必要ですが、三館共通入場券(500円)を購入したので二つ目の大正時代館に行ってみます。

入り口は喫茶店内になってます。


中は旧東京駅や帝国ホテルなど時代的価値のある建築物のジオラマ館と大正天皇の資料館になっていました。






三館目の日本大正村資料館です。


中は明治から大正時代の教科書、蓄音機などを展示してあります。




「うかれ横丁」です。

この奥になにかがある訳ではなく、「渡り廊下のある家」としてマップに載っていました。

今回は廻りませんでしたが、この大正村がある明知町は戦国武将「明智光秀公」の出生地でもあるので光秀公に因む旧跡もあります。


この大正村は、日本昭和村(岐阜県美濃加茂市)、明治村(愛知県犬山市)と直接の関係は無いですが、3村で連携は行われているようです。
ちなみに初代村長が「高峰三枝子」で二代目村長が「司葉子」、で現在は「竹下景子」さんが就任しています。

駒ヶ根・光前寺編

2018年06月01日 | 散策
前回に続いて、駒ケ根高原の散策です。

「光前寺」まで来ました。
仁王門です。

光前寺は天台宗の別格本山の寺院です。

門をくぐると、参拝客の方々は参道脇の石組と睨めっこ。
時々歓声も上がっています。


その訳がコレ。

石組の奥で緑色に光るものが見えるでしようか。

明るい所で見るとこうなります。

「光り苔」と言うそうです。

暗いところで上手くピントが合うとこうなります。

光りを反射してるそうです。

これもそうですが、ほかでは見たことありません。

気が付かないだけかもしれませんけどね。

大きな杉の木立に囲まれた参道なんですけどね、どうしても石垣が気になるようです。


参道脇にある庭園が国の名勝に指定されていますが今回は入りませんでした。

奥に見える建物です。

本堂が見えてきました。

本尊は不動明王で秘仏だそうです。

本堂の前までくると左に三重塔が見えます。


「霊犬・早太郎」の墓です。

昔、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われていました。その頃、遠江の見附村では、毎年田畑が荒らされ、その被害に困った村人は矢奈比売神社の祭りの夜に村の娘を人身御供として神様に差出し、これを鎮めていた。

延慶元年(1308年)8月、この地を旅の僧侶が通りかかり、神様がそんな悪いことをするはずがないと祭りの夜にその正体を確かめると、現れた怪物が「信州の早太郎おるまいな、早太郎には知られるな」と言いながら娘をさらっていった。僧侶は、早速信濃へ行き、光前寺で早太郎を探し出し和尚から借受けた。そして次の祭りの日、早太郎は娘の身代わりとなって怪物(老ヒヒ)と戦い、見事退治した。

戦いで深い傷を負った早太郎は、光前寺までたどり着くと和尚にひと吠えして息をひきとったと言われている。 早太郎を借り受けた僧侶は、早太郎の供養のために大般若経を光前寺に奉納した。これは寺宝として経蔵に保管されています。

三重の塔の前には石碑も祀られています。


ここでも油絵を描いている方がおられました。

絵心のまったくない私には絵の上手な人が羨ましいです。



創建時は現在より200メートル木曽山脈寄りのところにあったらしいです。天正慶長のころには武田氏、羽柴氏などの庇護を受け、また、佐久郡、諏訪郡にまでその寺領を広げた時期もあったという。江戸時代には、徳川家光から朱印地60石を受けた。明治に入り塔頭末寺の多くを廃されてしまいました。



駒ヶ根高原

2018年05月27日 | 散策
5月19日

ここへ来るのは二回目ですが、前に来たのは秋でした。
一度、新緑を見たいと思いやってきました。

駒ヶ根インターを降りて右折、10分ほどで着きます。
今回は駒ヶ根橋を渡ってUターン、「巨石公園」の駐車場に停めました。

川へ向かうとまず目につくのが「こまくさ橋」。


歩行者専用の吊り橋です。


天竜川の支流、太田切川にかかる吊橋で長さ146m、幅員2mの歩道橋です。


橋から見る、遠く中央アルプスの眺めは格別です。


橋を渡って左側にあるのが「駒ヶ根ファームス」です。

観光案内所にもなっているので、ここで散策ガイドなんかを入手するといいですよ。

駒ヶ根ファームスの右隣にあるのが「千畳敷カール」へ行く「菅の台バスターミナル」です。
こちらに駐車すると600円かかってしまいますのでご注意を。

今はまだオフシーズンなのでバス亭で待つ人はいませんでした。

前には秋に来たと言いましたが、その時は最初から千畳敷カールへ上がるつもりでした。
ただ、ものすごい車の数でインターを出たとたんに渋滞、シャトルバス乗り場までたいした距離ではないので並んでいると、もう少しでバスターミナルというところで前から原付に乗った人が何やらドライバーにチラシを配りながら近づいてきました。
そのチラシがコレでした。

結局その日は登るのを諦め、平日にもう一度出かけてやっと登ることができました。
その時の様子は後日アップします。

ここから「霊犬・早太郎伝説」で有名な「光前寺」まで歩いてみます。
途中、「駒が池」で何人か油絵を描いておられました。


見せていただきましたが皆さんお上手な方ばかりでした。


しばらく歩くと「駒ヶ根市郷土館」が見えてきました。


その隣にあるのが「旧竹村家住宅」、入ってみました。


茅葺の門をくぐると母屋には入り口が2カ所、人用と家畜用だそうです。


こちらが家畜用です。


入り口は別々ですが中は繋がっています。
人用の方は、土間の玄関を入ると右に家畜部屋、左が囲炉裏のある座敷、その奥にいくつかの部屋があります。


一番奥が主人の部屋になってます。


茅葺の屋根裏です。


中から裏山を見てみました。


そして建物の一番端に厠(トイレ)がありました。


さてここから目指す光前寺まではもうすぐですが、道草が長くなってしまったので光前寺は次回にご紹介するとしましょう。



開田高原

2018年05月09日 | 散策
松本城へ行った後、道の駅で車中泊しての「開田高原」です。

松本へ向かった日は昼頃にあられ混じりの雨で一時はどうなるかと心配しましたが、朝起きれば快晴で絶好の散策日和となりました。

開田高原へは、国道19号から木曽大橋の信号を国道361号(木曽街道)へと入ります。
木曽街道を走ってまずは「地蔵峠」という標識を目にしたので行ってみました。

この先には滝もあってそこまでは行けるようですが、そこから先は通行止めになっているみたいでした。

地蔵峠から見た御嶽山です。


右方向を見ると「乗鞍」も頭を出していました。

また木曽街道まで戻ってさらに行くと右側に観光案内所があったので、案内地図を貰って散策開始です。

すぐに蕎麦屋か土産物店かがあって、ヤマモモの花が綺麗に咲いていたので御嶽とのコラボです。


店の前には「木曽馬」のブロンズ像、また御嶽とのコラボで、


そこから少し歩くと「木曽馬の里」です。


人懐っこくて触ることもできますよ。

可愛いですね。

雄大な御嶽山に木曽馬ってよく似合いますよね。


高山方面へ向かって「九蔵峠」からの御嶽山です。


なんか御嶽山ばかり撮ってましたね。
開田高原の魅力はなんといっても御嶽山です。

爽やかな風に吹かれて雪山を見ながら高原散策、ステキです。