セーラー万年筆から廃番になって久しいマイカルタが
プロギアになってついに復活します。
セーラーの万年筆の中では2番目に復活の要望が多かった
万年筆ではないかと思います。(1番は当然ブライヤー80ですね)
初代がブライヤー80をベースにしたものに対して、今回は
プロフェッショナルギア。重量が32.2gと若干重くなっているようです。
ペン先は21Kの24Kメッキ仕上げ。極細、細字、中字の3サイズ。
色はブラックのみになりますのでグリーンがご希望だった方には
少し残念ですね。
マイカルタについて少しご説明…樹脂と綿麻布を高圧にかけて
作った革に似た感触を持つ素材。ナイフのハンドル部分に使われることで
有名。耐久性が高く、吸湿性があり手になじむ、実用性に優れた素材です。
柘製作所のマイカルタが在庫切れになったタイミングでの
発売発表に、セーラーさんのしたたかさが見え隠れしますが
万年筆ファンはそんなことは気にしてはいられません。
今回も生産数は限られているようですので、お早めに。
↑初代マイカルタ。使い込むほどに味が出ます。
↑ほめられると伸びる子です
↑ジャック・ケルアック「路上」
本日次男の小学校の卒業式でした。
卒業シーズンですが、自由からの卒業なのか
卒業して自由を得たのか、知りたい方は一読。