田舎へ行ってご/見てご!

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つくば植物園冬:温室では②

2023年02月23日 | 花さんぽ・花めぐり

なぜか、年を重ねるごとに、時間が早く過ぎるように思えます。特にリタイアしてからはなおのこと。

フランス人の哲学者ポール・ジャネが発案した「ジャネーの法則」によると「年長者は主観的に記憶される年月の長さが年少者よりも短く感じるため」だそうです。

つまり、年を取るにつれて自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じられるようになるということです。

今一つなんだかわかりませんね。詳しくはネットで!

 

2月9日につくば植物園(温室)に咲いていた花(実)です。

ほとんどが再登場です。

<熱帯資源温室>

クレロデンドルム・クアドリロクラレ」(Clerodendrum quadriloculare

シソ科 フィリピン、ニューギニア原産 愛称「冬の花火

センナリバナナ(千成バナナ)」(Musa chiliocarpa

バショウ科 マレーシア 果実は親指ほどで1000個以上もつく(観賞用、飼料用)

ティランジア(チランジア)・コルビー」(Tillandsia kolbii)エアプランツ

パイナップル科 メキシコ~中米原産

ティランジア(チランジア)・ドゥラッティイ」(Tillandsia duratii) エアプランツ 

パイナップル科 中南米原産

アンスリウム・パダトゥム」(Anthurium  padatum) 

サトイモ科ベニウチワ属  熱帯アメリカ原産

アンスリウム・クロアチアナ」(Anthurium croatiana) 

サトイモ科ベニウチワ属  熱帯アメリカ原産

メガスケパスマ・エリトロクラミ」 白い部分が花、赤は苞で長く残る

シソ科 スリナム、ベネズエラ原産

ハメリア・パテンス」(Hamelia patens)果実はメキシコでは飲料にもなるそうです。

アカネ科 北アメリカの南部、西インド諸島、中南アメリカ原産

スターフルーツ」(Averrhoa carambola)熱帯アジア原産

別名:ゴレンシ(五斂子)カタバミ科 果実の横断面が五稜星型で食用

カカオ」(Theobroma cacao)の果実 中南米熱帯原産

別名:カカオノキ アオイ科  ココア、チョコレートなどの原料 

'210602 幹や枝に直接、花(幹生花)が咲いていました。(写真は過去のもの)

 

<熱帯雨林温室>

キンカチャ(金花茶)」(Camellia chrysantha

ツバキ科 中国南部原産

ヒッペアストルム・ミニアトゥム

ヒガンバナ科  南アメリカ原産

ヒッペアストルム・ラパケンシス

ヒガンバナ科 ボリビア原産

アグラオネマ・モデストゥム(モデスツム)」(Aglaonema modestum) 

サトイモ科リョクチク属  中国南部、バングラデシュ原産

ツルタコノキ(蔓蛸の木)」(Freycinetia multiflor:フレシネティア・ムルティフロラ

タコノキ科ツルアダン属 フィリピン原産

オレンジ色の目立つ部分は花弁ではなく肉垂花序(緑色)を包む仏炎苞


つくば植物園冬:温室では①

2023年02月22日 | 花さんぽ・花めぐり

3年前('20)の今日、松戸市であった飲み会に参加して以来、3年間一度も電車に乗っていない。

バスには日中の空いている時間に2~3度ほど乗車したと記憶している。移動はすべてマイカーです。

3月13日からはマスク着用を個人の判断に委ねるとのことですが、基礎疾患がある身としてはまだまだ不安が残る。

一体いつになったら安心して従来の生活に戻れるのだろうか?

 

2月9日につくば植物園(温室)に咲いていた花(実)です。

ほとんどが再登場です。

<サバンナ温室>

ディッキア・イビラメンシス近似種」(Dyckia aff. ibiramensis)

パイナップル科 ブラジル原産 鋭い棘のある硬い葉を放射状に広げる。

ディアネラ・カエルレア」(Dianella caerulea) 

ワスレグサ科 オーストラリア原産  黄色い雄しべが目立つ、キキョウランの仲間です。 

ユーゲニア・メガカルパ」(Eugenia megacarpa)以前、UPしたものより太っちょです。

フトモモ科 インド、マレーシア原産 果実はリンゴのような風味があって食べられるそうです。

デンドロビウム・スペキオスム・ペドゥンクラツム」(Dendrobium speciosum var. pedunculatum

ラン科 オーストラリア原産

フェロカクツス・グラウケスケンス」(Ferocactus glaucescens

園芸名:王冠竜 サボテン科 メキシコ原産

ワックスフラワー」(Chamelaucium uncinatum

フトモモ科チャメラウキウム属 オーストラリア西部

パキポディウム・ブレビカウレ」(Pachypodium brevicaule

園芸名:恵比寿笑い キョウチクトウ科  マダガスカル原産

アリアケカズラ(有明葛)」(Allamanda cathartica

キョウチクトウ科 ブラジル原産  温度さえあれば一年中開花する。

カランコエ・オルギアリス」(Kalanchoe orgyalis

 園芸名:仙人の舞 ベンケイソウ科カランコエ属 マダガスカル原産

グレヴィレア(グレビレア)・フッケリアナ」(Grevillea hookeriana

ヤマモガシ科 オーストラリア南西部

ボウチトセラン(棒千歳蘭)」(Sansevieria cylindrica

別名:サンセベリア・キリンドリカ キジカクシ科  アンゴラ原産

ウンカリナ・グランディディエリ」(Uncarina grandidieri

ゴマ科  マダガスカル原産

エウフォルビア(ユーフォルビア)・ゲロルディ」(Euphorbia geroldii

トウダイグサ科 マダガスカル原産


ユーフォルビア・グランディデンス

2023年02月21日 | 花さんぽ・花めぐり

トウダイグサ科トウダイグサ(ユーフォルビア)属には、サボテンにそっくりな種がいくつかあります。

両者は乾燥に適して進化がおこった結果、縁の遠い生物どうしがよく似た形になってしまいました。

この様な現象を「収斂進化(しゅうれんしんか)」と言うそうです。

一見、サボテンが2つあるように見えますが、”他人のそら似”です。

サボテンの特徴はトゲの部分に綿毛のような「刺座(しざ)」があることです。

左側がトウダイクサ科の「カイギョク(魁偉玉)」(Euphorbia horrida:ユーフォルビア・ホリダ)、

右側がサボテン科の「ユウホウ(勇鳳)」(Neobuxbaumia euphorbioides:ネオブクスバウミア・ユーフォルビオイデス)です。

'230209 つくば植物園サバンナ温室

こちらの「ユーフォルビア(エウフォルビア)・グランディデンス」 (Euphorbia grandidens)もサボテンにそっくりです。

トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑高木  

花期:8~10月 アフリカ南部原産

刺の横に小さな花の蕾が見えます。

咲いてもこのような小さな地味な花です。※温室では2月9日に咲いていました。

中心にある幹は木質で、シカの角のように分枝した茎が生えている。

なお、園芸植物などについては学名(Euphorbia)の英語風読みのユーフォルビアで呼ばれることが一般的ですが、つくば植物園ではラテン語風読みのエウフォルビアとしています。

サボテンには似ていませんが、ポインセチアなどもユーフォルビア属です。

 


タベブイア・ アウレア

2023年02月20日 | 花さんぽ・花めぐり

つくば植物園サバンナ温室で「タベブイア」の花が2種咲いています。

1種は以前UPした「タベブイア・クリソトリカ(別名:キバナイペー、コガネノウゼン)」(Tabebuia chrysotricha)です。

'230209 もう1種が「タベブイア・ アウレア 」↑(Tabebuia aurea)です。

別名:ギンヨウノウゼン(銀葉凌霄) 

英名は黄色いラッパ状の花を咲かせることから”Golden Trumpet Tree”(ゴールデン・トランペット・ツリー)

ノウゼンカズラ科タベブイア属の半常緑小高木 熱帯アメリカ原産

花期は3~4月ですが、温室では2~5月にも咲いていました。

'220914 葉は長い葉柄を持ち、掌状複葉で、小葉は5~7枚。若葉は銀白色がかった緑色。

果実は細い痩果がなります。

花の形と色、季節はクリソトリカ↑に似ているが、葉の形・色などで見分けられる。

 

 


アンドロシンビウム・キリオラツム

2023年02月19日 | 花さんぽ・花めぐり

'220204 つくば植物園

南アフリカ原産の珍しい花「アンドロシンビウム  アンドロキンビウム)・種名不詳Androcymbium sp.

アンドロシンビウム・キリオラツム」ではないかと思いましたがどうも違うようです。

変種を含めると約10種類ほどあるそうです。

 

'230209 ユリ科アンドロシンビウム属の多年草 

'230209 花期:12~2月 白い花のように見える苞葉の中に目立たない複数の小花をつけます。

'210206 展開した苞葉の花に花が見えます。