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春の兆し

2023年02月17日 | 花さんぽ・花めぐり

2月4日〜2月18日は「立春」。立春は2月4日一日だけだと思っていました。恥ずかしや!

「春が立つ=春の兆しが見え始める時期」という意味で、暦の上で春が始まります。

新しい一年がスタートの時でもあります。

つくば植物園(2月9日)では早春を彩る花々が咲き始めました。

今が見頃の「シナマンサク(支那満作)」(Hamamelis mollis

マンサク科マンサク属落葉小高木 花期:1月中旬~3月  中国原産

花の時期に枯葉が残っていて、香りのよい黄金色の花が咲きます。マンサク類では1番花が大きい。 

スノードロップの一種「オオユキノハナ(大雪の花)」(Galanthus elwesii

ヒガンバナ科マツユキソウ属の多年草 花期:2~3月

'080211 今頃、こんな風に咲いていると思います。

ヘレボルス・アルグティフォリウス(アグティフォリウス)」(Helleborus argutifolius

キンポウゲ科クリスマスローズ(ヘレボルス)属の多年草 フランス(コルシカ島)原産

有茎種で黄緑色の丸い花を、1花茎に30輪以上咲かせます。花びらに見える部分は本当は「ガク片」です。

同じく有茎種の「ヘレボルス・ボッコネイ」(Helleborus bocconei)イタリア原産

クリーム色から薄い黄緑色の花が咲き、良い香りがします。

ヘレボルス・トルクァトゥス」(Helleborus torquatus) クロアチア原産

プリムラ・ブルガリス」(Primula vulgaris) ヨーロッパなど

和名:イチゲサクラソウ サクラソウ科サクラソウ属の多年草

'210317 満開になると明るいレモンイエローの花が株を覆うほどにたくさん咲きます。

シクラメン・コウム」(Cyclamen coum)東地中海沿岸原産

サクラソウ科シクラメン属の多年草 花期:1~2月

スティックセニョール」(Brassica oleracea var. italica cultivar)

別名:茎ブロッコリー アブラナ科アブラナ属の多年草

ブロッコリーを品種改良してできた日本生まれの品種で、肥大した脇芽の蕾と茎を食べます。

フクジュソウの園芸品種「フクジュカイ(福寿海)」(Adonis  ’Fukujukai’)ですが、まだ咲き始めです。

キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草 花期:1月中旬~3月

ミチノクフクジュソウとフクジュソウとの雑種(3倍体)で種子ができません。

'070304  過去に撮影した写真です。

節分の頃に開花することから「セツブンソウ(節分草)」(Eranthis pinnatifolia)日本固有種

キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草 花期:2~3月 準絶滅危惧(NT)

まだ平開していない2輪しか咲いていませんでした。

ハンノキ(榛の木)」(Alnus japonica)の雄花序が枝先に数個下垂しています。

カバノキ科ハンノキ属。湿った土地に生える、高さ15~20mの落葉高木。花期:1月中旬~2月 

春の訪れを感じる梅の花。まだ咲き始めの「シダレウメ(枝垂れ梅)」(Prunus mume f. pendula

バラ科サクラ属の落葉小高木 花期:2~3月 

オオシマカンスゲ(大島寒菅)」(Carex oshimensis)日本(伊豆七島)固有種

カヤツリグサ科スゲ属の多年草 花期:1月中旬~3月中旬

まだ蕾の「オオシロショウジョウバカマ(大白猩々袴)」(Heloniopsis leucantha)の花です。

シュロソウ科ショウジョウバカマ属の多年草。花期:3~4月中旬 

日本固有種(琉球列島) 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

'210326 こんな花が咲きます。

'220105 温室で満開になった株。屋外とは相当と趣が違います。