巣ごもり中を利用して、このところ花の写真に名前付けをしています。並行してblogの更新をしています。
以前、使用していたアプリが製造中止になり、パソコンを買い替えた時、名前やコメントなどが全部消失。
そこで写真自体に名前などをつけ直し、更に説明コメントをプロパティに入力しています。最初からそうすればよかった!
草花、樹木などの写真が膨大な量があり、ネットで調べても名前が判らないものも多く、難渋しています。
花本体の写真ばかりで、葉などの特徴的な部分の写真をあまり撮ってなかったので同定が難しいのです。
「テッポウユリ(鉄砲百合)」(Lilium longiflorum)は、日本固有の多年草で最も人気のあるユリです。
別名:オキナワユリ(沖縄百合)
薩南諸島・琉球の海岸の崖や草地に自生しています。
自生地では3~5月に開花。GWが見頃
花は純白で芳香があり、長さ10~12cm。花粉は黄色
テッポウユリは最も広く栽培されているユリで、多くの園芸品種があります。
葉は披針形で長さ10~18cm。
茎が比較的太く、草丈は50~100cmほど。葉が太めで、らっぱ形の花が横向きに咲きます。
「タカサゴユリ(高砂百合)」(Lilium formosanum)台湾原産。
別名:ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)、タイワンユリ(台湾百合)
花期は7~9月。茎の上部に長さ15cm、直径13cmほどのラッパ状の花をやや下向きに付けます。
最大の特徴は花の外側に紫(赤)褐色を帯びることです。
草丈が高く、花筒が細めで、幅1cm、長さ15cmほどの線形の葉をやや密につけます。
「シンテッポウユリ(新鉄砲百合)」(Lilium x formolongo)
園芸用に「高砂百合」と「鉄砲百合」とかけあわされた交雑種。
外見上も両者の中間的な特徴を持ち、背丈が高め。
花も葉も細く、花がやや下向きに咲きます。
花被外面に赤褐色の縞(しま)はありません。
3種の見分け方を記してきましたが、自然交雑も起こすため、外観では判別が難しい個体もあるようです。
なお、「鉄砲百合」は3月末(温室)、「高砂百合」と「新鉄砲百合」が8月に撮影
似ているのは、新鉄砲百合ではないでしょうか。交雑で判別が難しくなっているようです。
1年目には1本の茎に1個の花・・・・・。とのことですが、そのような話は聞いたことがありません。今度、機会があれば専門家に聞いてみます。
ユリは球根の大きさによって花の数が大体決まります。ヤマユリの場合大きな球根からは十数輪の花が咲くようですが、このヤマユリが交配親であるカサブランカは100輪もの花が咲くことがあるそうです。
ところで、先週からテッポウユリに似た外来種と思われるユリが私の住むマンション玄関前の庭先に咲いています。似ているのですが、なんか少し違うような気がします。
ところで、ユリは、1年目には1本の茎に1個の花、2年目になると2個の花、3年目には3個の花が咲くと聞きましたが本当でしょうか?