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布施弁天:柏市

2018年12月14日 | 日々のあれこれ
先日(11日)、柏市の「布施弁天」に参拝してきました。
健康面に不安があります。どうぞ御利益がありますように!

「布施弁天」は、正式には「紅龍山布施弁天 東海寺」といいます。

本尊は弁財天。利根川に面した柏市布施にある寺院で、大同2年(807)に創建されたと伝えられています。

参道からみた楼門。

地名から「布施弁天」と称され、寛永寺弁天堂(不忍池の弁天堂)、江島神社(もと岩本院、金龜山與願寺)とともに関東三弁天のひとつです。


「楼門(最勝閣)」(千葉県指定有形文化財(建造物))
文化7年(1810)の建立で、間口3間(一階部分20尺・約6m)、奥行き2間(一階部分12.8尺・約3.9m)の2階建、屋根は入母屋造の桟瓦葺

境内側から見た楼門。一階部分は、漆喰で白く塗り固められていたと思われ、竜宮城の門のような形をしているが、この部分は現在、コンクリートに変えられている。

楼門の四天王像(増長天、広目天、持国天、多聞天)


「本堂」(千葉県指定有形文化財(建造物))
享保2年(1717)の建立で、桁行(間口)5間(38.5尺・約11.6m)、梁間(奥行き)6間(42尺・約12.6m)の規模である。屋根は、入母屋造で、正面の屋根に突き出すように据破風を設け、正面の軒には3間分の唐破風付きの向拝が作られる。

本堂側面。屋根は本来、茅葺きであったものが、現在は茅葺形の銅板葺に変えられている。


「鐘楼」(千葉県指定有形文化財(建造物))。
文化15年(1818)の建立。八角形(一辺11.4尺・3.4m)の石積基壇の上に、十二角形に柱を建て、周囲に円形の縁を巡らすなど非常に独創的な形。

全国でも珍しい多宝塔式の総欅造り。装飾に多くの彫刻が使われている。


「三重塔」昭和48年建立。一層に不動明王像を安置している。


「ぴんぴんころり地蔵」ここはきっちりお参りしました。
最後は「ぴんぴん(健康で長生き)、ころり(寝込まずに楽に大往生する)」で逝きたいものです。


「布施観音像」
観音様の後ろに「筑波山」が見えます。


境内にある茶屋「花華」。
初めて寄らせてもらいましたが、もう7年前から営業しているそうです。

みたらし団子(450円)を頂きました。消費したカロリーがすっとでしまいました。

この後、布施弁天に隣接している「あけぼの山農業公園」をぶらぶら散歩。

この公園は、四季の花々がたくんさん咲き、風車があるチューリップの名所としても有名です。

公園内の日本庭園表門。



管理が行き届いた素晴らしい庭園です。

「柏泉亭」という茶室があります。広間16畳、小間4.5畳の茶室を備え、本格的な茶会が楽しめます。

時折、お茶会が開催されています。

風車と花壇(パンジーの花)。花壇は一面、向日葵畑やコスモス畑になります。

最後に売店でお茶して帰りました。淹れたてのホットコーヒーはなんと200円です。





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