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縁起のいい植物

2021年01月01日 | 日々のあれこれ

明けましておめどうございます。

今年もよろしくお願いします。

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年越し寒波で、全国的に冷え込みが強烈で、極寒の新年スタート。

お正月ということで、新年、最初のブログは縁起の良い植物にしました。

上の写真は昔、父が自作し、正月に毎年実家の玄関に飾っていた「しめ飾り」です。

材料は「ダイダイ(橙)」、「ユズリハ(譲葉)」、「ウラジロ(裏白)」です。

 

ダイダイ(ミカン科)」は、実がつくと何年も同じ実が木から落ちずにいるため、1つの木に何代もの橙の実が実るという特徴があります。

一家繁栄に縁起が良いとされる由縁です。

また、春になるとダイダイ色に熟したように見えた果実が再び緑色になり、若返るようにみえることからこれもまた縁起の良いことなのかもしれません。

ユズリハ(ユズリハ科)」は、春になり枝先に若葉が伸びてくると、前年の葉が若葉に後を譲るように落葉し、落ちた葉が肥料になります。

このことが親が子を育て、家が代々続いていくことを連想させるため、縁起の良いものとされます。

ウラジロ(ウラジロ科)」は、その名のとおり葉の裏が白く「後ろ暗いことがないように」ということや、白から「長寿」を連想させることなどから縁起がよいという諸説があります。

なお、「ウラジロ」を正月飾りに利用している地域は、関東以西に限られ、数多く生育している西日本では一般的なようです。

※上記の解説は、「三重県総合博物館」HPから引用

こちらは我が家の玄関に飾った「ナンテン(南天)」です。 

ナンテン(メギ科)」は、ご案内のとおり、難を転じて福となすから由来。

BOSOのフルハウスの庭には南天がたくさん生えています。毎年、採取し自宅の玄関に飾っています。

つくば植物園の門松にも「ナンテン」、「マツ(マツ科)」、「タケ(イネ科)」が使われています。

門松は、新年を迎えるにあたり、今年一年の幸福をもたらす「歳神様」を迎える目印(依代)として玄関前や門に立てます。

門松の「マツ」は通常、「クロマツ=雄松(黒若松)」のようです。

マツ」は、松竹梅に挙げられる縁起木。冬でも青々と葉が茂り、1年を通して葉が落ちない常緑樹。

「不老長寿」の象徴として、昔から飾られています。

タケ」は、竹は成長が早く、生命力の象徴、繁栄の象徴とされます。

 

新年早々長くなってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 



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