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太平洋胡桃

2021年11月17日 | 花さんぽ・花めぐり

’201111 こちらは「タイヘイヨウクルミ(太平洋胡桃)」(Inocarpus fagifer) メラネシア?原産

’200915 クルミ(胡桃)と名がついていますが、分類上も味もクルミとは異なり、マメ科の仲間。クルミは、クルミ科です。

’201127 タイヘイヨウクルミ(イノカルプス)属の常緑高木で、樹高は10~20m。

大きな木の幹は不規則なひだ(襞)ができ、板根もできます。

’211113 果実の味は栗に似ており、英名は「タヒチアン・チェスナット(タヒチの栗)」(tahitian chestnut)といいます。

南太平洋に広く分布するが、日本への漂着はごく稀で、奄美あたりに漂着するようです。中の子葉を食用にするため栽培されます。

生の豆は有毒なので、莢のまま煮たり焼いたりして食べます。

板根の有無とか木の姿、果実の大きさ、色、形などに遺伝的変異が大きいそうです。

なお、上3枚の写真は「つくば植物園」、下3枚は「夢の島熱帯植物館」で撮影。果実の形に変異があるようです。