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秋の実:猿捕茨

2021年11月11日 | 花さんぽ・花めぐり

先月、22日に吊るした干し柿が食べ頃になり、このところ毎日食べています。

干し柿は甘くておいしいので私は大好物ですが、かみさんや孫などは食べません。

義両親などにもあげましたが、大量に作ったのでまだまだ残っています。

 

今回は、山野、丘陵地の日当たりの良い所に生える「サルトリイバラ(猿捕茨)」(Smilax china

BOSOのフルハウスにも生えていて、傍で作業すると、衣類に引っかかったり、痛い思いをしたりします。

今、赤色の球形(径6~8mmほど)の果実(液果)がたくさん実っていてよく目立ちます。

別名:カカラなど。サルトリイバラ科(シオデ科)シオデ属の落葉つる性低木。日本など東アジアに分布。

茎は硬く強い刺があって他のものに引っかかる。長い巻きひげがあり、これで他のものに絡みつきながら伸びる。

花期:3~4月。黄緑色の小花が多数散形花序になって多数咲く。6枚の花被片は先端が反り返る。

名前はバラのような棘に猿が引っかかることに由来。 

葉表には光沢がある。葉の大きさやとげの多少に変異が多い。 

ヒメカカラ(姫かから)」(Smilax biflora)「カカラ」は九州地方の「サルトリイバラ」の方言。

茎に棘が多い落葉小低木(ややつる状)で、節間が短く、葉は5~18mmで小さい。果実(液果)は球形で径4~5mm