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夏の花:バウヒニア・ユンナネンシス

2021年06月20日 | 花さんぽ・花めぐり

’210617 つくば植物園

➀「バウヒニア・ユンナネンシス」(Bauhinia yunnanensis)の花が咲いています。

ミャンマー、タイ、中国原産 葉はおもに2裂。

マメ科ハカマカズラ属の半落葉性つる性木本

英名:ユンナン・バウヒニア(Yunnan Bauhinia)、クライミング・チャイニーズ・オーキッド・ツリー(Climbing Chinese Orchid Tree)

花期:6~9月(つくば植物園) 花はピンク色の五弁花で赤い筋が入り、平開する。

マメ科なので花後にはこんな実が生ります。

 

バウヒニア(ハカマカズラ)属の植物は、熱帯アメリカ、アフリカ、東南アジアに150種ほど分布。

花の形がランの花に似ることから英名はオーキッド・ツリーという。

葉の形が羊のひづめに似ていることから「ヨウテイボク(羊蹄木)」という名も持つ。

②「ハカマカズラ (袴葛)」(Bauhinia japonica:バウヒニア・ジャポニカ) 東南アジア原産

日本では限られたごく一部に分布するつる性常緑木本。 別名:ワンジュ 

花は夏に茎の先端からほぼ立ち上がる総状花序を出し、多数の花をつけるが、薄い黄色であまり目立たないそうです。

③「バウヒニア・アウレイフォリア」(Bauhinia aureifolia)タイ原産

若葉は黄金色で二つ折り状態。茶色い葉脈が目立ち、葉の縁も縁取られている不思議な植物。

花径3cmほどの白色の小花が多数咲くそうです。種小名のaureifoliaは、aurei=黄金色、folia=葉という意味。

④「バウヒニア・カンディカンス」(Bauhinia candicans) ブラジル南部~アルゼンチン原産

この花の素性がよくわかりません。⑤と同じようにも見えるけど?

⑤「バウヒニア・フォルフィカータ」(Bauhinia forficata)ブラジル南部原産

 別名:シロイロソシンカ(白色素芯花) 年に2m以上も伸びる大型種で、花径7cmほどの白い花をつけます。

⑥「バウヒニア・プルプレア」(Bauhinia purpurea)東南アジア原産

和名:ムラサキモクワンジュ(紫木椀樹)、ムラサキソシンカ(紫素芯花) 

⑥については「’210116 冬の花:紫素芯花」をご覧ください。

⑦「バウヒニア・ブレイケアナ」(Bauhinia blakean) 香港原産

常緑高木 花期:10~3月 大きな厚い葉と赤紫色の花が特徴 

➇「バウヒニア・ガルピニー」(Bauhinia galpinii) 南アフリカ原産

和名:ベニバナソシンカ(紅花素芯花) 

落葉性半つる性低木。7~10月にかけて、葉腋から総状花序を出し、花径は5~8cmの橙赤色の5弁花をつける。

※情報が少ないので間違っている部分もあると思います。随時更新します。