『ゾンビーズ＠成田』

ゾンビが苦手な人は、いきなりの画像で本当に申し訳ない。





昨日は成田で、映画の撮影に行きました。

仲良くさせてもらっている監督さんの作品、今回はゾンビ。


場所が成田だからさ、僕の家から行くと軽く150分くらいかかるんですよ。

150分、デリヘルを呼んだとすると、だいたい40000円位かかりますからね。

結構な時間です。


だから、前のりしました。

成田Uシティホテルって所に・・・、それを、周りのゾンビの人達との待ち時間に、「昨日からビジネスホテルに泊まってたんですよねー」なんて話しをしたら、「かなり気合入ってるね！」って言われたんですけど(笑)

気合が入ってるのは否定しませんけど、僕からすると、朝に早起きして電車に揺られて、ゾンビになる方が気合入ってると思うんですけど・・・(笑)

早起きが大嫌いな僕は、遠い現場は絶対に前のり。

それの方が、現地を楽しめて、ゆったり小旅行な気持ちになれていいです。

昨日もそうでした。


知らない場所に前のりすると感じる事が、「知らない土地での寂しさ」

これがまた、快感だったりします。


実際に、到着したら周りにはオリジン弁当しかないしさ・・・（ちょっと言い過ぎだけど）

周りのハワイアン・バーみたいな所は23:30がラストオーダーとか言うので入りませんでした。
到着したのが22:30位だったから、それはあまりにも短過ぎるわけです。

で、フラフラと歩いていると、なんだかイケイケな音楽がかかってるバーを発見。

普段は、イケイケ・バーにはあんまり行かないんですけど、チラっと見ると店員さんが可愛いのが一瞬で分かったんですよ。


もう、僕が大好きなピンク色のショートパンツとか穿いてるし、お尻のポケットに携帯電話入れてるし、髪の毛はキレイな金髪だし、脚は細いし・・・

それが、店員さんが三人とも、そんな感じだったのです。

その中の一人の子は、僕の元妻の後ろ姿にソックリだし、別に顔は全然似てないんですけどね。

まー、そんなこんなで楽しいバーで、アホみたいに飲んでたわけです。

二時間位いたかな？


惜しげもなくマジックしたりして、キャーキャー言ってもらってから楽しくホテルに帰ったんです。

で、昼夜逆転生活の僕が、夜中2時位に寝れるわけないので、睡眠薬をゴクリゴクリと飲んで、焼酎を一気に飲んで、知らぬ間に寝てました。


睡眠薬って、すごいよね本当に。

かなりグッスリ寝れるし、ちょっとの睡眠でもスッキリします。
強力なやつだと、起きてからも少しフラフラしちゃうんだけど(笑)


で、体を起こして、熱々シャワーで脳を起こして。

ギャッツビーを頭髪に塗りたくって、好きにやっちゃって出発。

集合場所に到着して、ボチボチ皆が集まると、総勢40人弱のゾンビ。

それは、自主制作映画の規模で言うなら、僕みたいな素人からしても、結構多いと感じました。

メイクさんも大変だったと思います！

あんまり詳しくは言っちゃいけないと思うので、どんなシーンだったかって言うと、「田んぼで、ゾンビが車を追いかける」ってシーン。

ま、状況説明は、これくらいにしておきましょう。


URYYYYYY!!!!とか言いながら、追いかけるんだけど、楽しかったな。

ゾンビ役を何回も演じた事もある人もいて、そう言う話しを聞けるだけで楽しかった。


で、ゾンビの控え室にも書いてあった、監督の指示である「ゾンビの掟」を読んだ時から決めていたのは、追っかけるときに転んでコケようって事。

皆で追いかけてるときに、一人位コケた方が、面白いと思ったから、

ゾンビって、足腰が弱いはずなんで、コケない方が変だしね、ゾンビなんて知らないんだけどさ、多分そうでしょう？　ねぇ？


大勢で追いかけてるのに、僕だけコケてる所が映ってたらいいなーって、思います(笑)

他にも、色々な「追いかけシーン」を撮って、途中から雨も止んで、曇りな感じが絶好なゾンビ天気。

カンカンな晴天でも、ちょっとゾンビっぽくないしね。


すごく楽しい撮影の空気感でした。

僕は素人だからわからないけど、あーゆー空気作りは助監督さんの仕事なのかな？
手際が良くて、説明も明確でスゴイなと思った。


成田と言う土地が、好きになったし、また、キレイな店長のいるバーで飲むためにも行きたいと思った。

僕の動機は、全て不純です。

全部、自分の為です。

前世では人の為に生きていたので、今回は自分の為だけに生きます。


あ、言い忘れた、昨日の撮影で一つ悔いが残っている事があるんですけど、あまりにもマジでコケたんで、両膝、本当に擦りむいて怪我したんです。

31才で、膝を擦りむいてる人って、中々いないよね。