日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『オウム事件 17年目の告白』

2013-02-09 | 
オウム事件 17年目の告白
上祐 史浩,有田 芳生 (検証)
扶桑社


僕は、上祐 史浩氏のトークライブに二回行って、オウム事件をちゃんと知りたい!と言う視点で読んだので、スラスラ読めました。

『面白い』って言うと、また語弊があるけど・・・。

なんか、色々と考えさせられる事ばかりでした。

凄く不謹慎な事なんだけど、上祐 史浩氏は『オウムで大きな過ちを犯して、逆に良かったんじゃないか?』などと、思ってしまいました。

勿論これは、全オウム事件の被害者の立場を無視した感想ですが・・・。

と、言うのも、『皆、人間』

人間って、一回間違えないと、『正しい事』に気付けないのかな?とか思いました。


感想を文章にすると、とても陳腐で、また僕が『変な奴』と思われるに違いないので、色々書くのは、止めた方がいいんだろうけど・・・。

単純に興味本位で『オウム事件を知ろうとする』と、それ以上の価値があるんじゃないかな?と思える本で御座いました。

特に、上祐 史浩氏とご両親の関係についての章は、オウム事件とかは別にして考えると、本当に良いです。

『BATTLE SHIP』

2013-02-09 | 映画
バトルシップ [DVD]
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル




いやー、僕の大好きな映画でしたね 。

酷評もあるみたいですが、僕は本当に大好き!

「トランスフォーマー」も大好きだし、「第9地区」も大好き。

海外ドラマで言えば、「THE EVENT」も好きだったし、「V」も好き。

とにかく、宇宙人が大好きなんです。

でも、「E・T」とか「スターウォーズ」は観ていないという、中途半端な感じ。


この「BATTLE SHIP」は、宇宙人のデザインやら、弱点やらがいいね。

「人型」だと言うのが面白い。

相手側の宇宙船が突如として現れた時に、例えばトランスフォーマーみたいな「金属生命体」ではなくて、操縦席があると言う事を知らせるシーンもあるしさ。


初めは、エイリアンに対して、驚いてパニくる。

そして、弱点をみつけて冷静に対処していく感じ、いいです!!

『地球人、舐めんじゃねーぞ、コラァ!!』と思います。


最初の、30分はダラダラとしますが、それは仕方ない。

ホッパーの、ぐうたら感や、ナガタとの関係を最終的に持っていく為には必要な時間。

これが、いきなりエイリアンが現れる所から始まったら、それこそダメ映画になるよ。

最初の人物像、関係性があってこそ、バトルのシーンも強調されるわけだから。

それに、最終的に、おじいちゃん達が参戦してくるのにも、必要でしょう。


ホッパーはね、兄貴の仇を取るために、冷静じゃなくなったり、指揮権をナガタに渡したり、『あれれ???』と思うシーンも、勿論、伏線。

最後は、ナガタもビックリの奇天烈な作戦で、やっつけてくれます。


これはさ、アメリカの娯楽映画なんだから、ストーリーは基本的にナイよ。

『CGスゲー!!』で、いいと思うんだよね。

こういう映画に、どんでん返しなんて入れられないもん。


『観たいものを魅せてくれた、いい映画』だと、僕は思います。



浅野忠信演じる、ナガタ。