堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

〈「日本辺境論」著者 内田樹@levinassien 氏の呟きより〉

2011-11-15 22:14:48 | 日記
@levinassien グローバル経済での労働者の最大の苦しみは「どうして自分の雇用条件が切り下げらてるのか、その理路が分からない(それを告げる上司も実はわかっていない)」という「ルールの分からないゲームで負けを宣告される不条理」にさらされることにあります。


@levinassien グローバル化というのはこの雇用環境がさらに強化されることを意味しています。例外的に能力の高い人にとってはチャンスかも知れませんが、90%の若者たちにとっては遠い異国国の通貨危機や自然災害や政変で雇用条件がいきなり変わる(大抵の場合は労働条件の切り下げか解雇)だけです。


@levinassien 若者たちが政治的行動を取れないのは、自分たちがどういう政治的文脈の中に置かれているか、どうすればこの窮地を打破できるのか、それをクリアーカットに語れる政治の言葉を持っていないからです。誰もそれを提示していないからです。


@levinassien 若い人たちに求められているのは「高い能力を安い賃金で発揮すること」「替えが効くようになるべく規格化されていること」「消費行動が均質的でコントロール可能なこと」です。殆どそれだけ。この雇用環境で自尊感情を維持することは絶望的に困難です。


@levinassien 「なぜ若者たちはデモをしたり、政治的t要求を掲げないのでしょうか?最近の若いやつらは覇気がないと40代50代の上司は言いますが、そうなんでしょうか?」違います!覇気の問題なんかじゃありません。そういうバカの言うことは聴かなくてよろしい。


@levinassien 自分がどういうルールでゲームをしているのか分からない状態が長く続くと、人間は判断力を失い、それと同時に生きる意欲を失います。

〈ツイッター@28bangの呟きより抜粋編集改訂〉

2011-11-15 12:55:51 | 日記
@28ban 〈呟記〉……道民が「寺・神社・聖地霊場・行場」や「宗教・信仰・自然信仰・自己啓発・スピリチュアル」や「座禅瞑想・写経・巡礼・行・読経」に興味を持つにも、元々熱心な人以外は、海外本州で流行→札幌で流行→諸地域に伝播する事に、アート・音楽・演劇・歴史民俗学好きな人や自己啓発・スピリチュアルに興味ある人も気付き始めて居る……


※自分のやって居る事に関しては、『メディアなんか!』と言う道民の方々も、人生や生活での寺や神社の関わりは〈葬式・月参り・地鎮祭・七五三・初詣〉のみの関わりが大多数なので、自分で選んだ無信仰無神論ではなく、環境にさせられた無信仰無神論がほとんどで、興味感心好奇心を持つ時は、メディア→テレビ・雑誌・本・講演会の影響が多い。


寺・仏教に興味を持ってもそれは、本州の寺である事が多かった。(しかも実は北海道には余りない祈願寺・修行寺で、地元や先祖代々の寺や家の御本尊や御経にはアート・音楽・演劇・歴史民俗学好きな人もなかなか目を向けなかった……。)


多神教・自然信仰・異文化に興味を持つにも、海外はネイティブアメリカン・インド・チベット・アボリジニ・ハワイで、日本ならば沖縄・遠野・アイヌと、西洋や本州中央が研究熱心でメディアで紹介されている異信仰・異文化に影響を受け易かった。

(メディアであまり紹介されていないアフリカや南米やパプアニューギニアやアジア各地の自然信仰には興味を持ちにくい傾向がある。)

然しながら一巡し、少数ではあるが、まず先祖代々の神様御本尊や御先祖様や土地や地域の神様を普段日々常日頃より大切にしようと考える人も増えて来て居る。

其事が、家や地域の伝統文化風習儀式に成り繋がる事に気付き学び始めて居る。

〈雑言・古来より伝わり繋がり来る箴言の数々〉

2011-11-15 10:22:57 | 日記
           @GenTarumi @itangiku OKIは言ってました「まりも祭はフェイクな祭だからアイヌ研究者は絶対に来ない。でも昭和30年代に(観光振興でも)マリモ守るために返還運動し北電のダム建設を差し止めた、日本初の(先住民初の)環境市民運動だっ!」俺、まったくその通りだと思ったよ~♪
                    『山川草木悉皆成仏、一切衆生悉有仏性、一即多多即一。』                  「真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さざるべし」。約百年前に田中正造が残した言葉。(東京新聞コラムより)            @procal69 アイヌ民族の政治団体結成へ…参院選擁立目指す http://t.co/R1hXhCiS mixiのNEWSで色々批判的な事が書かれていて正直朝からムカっとした。琉球民族もアイヌも同じ強請民族だとぉ?歴史や習慣や風習を『偏った知識とイメージでしか知らぬ者達』に誰も批判する事は出来ん
            @kinashoukichi アメリカのネイティブは空を父と呼び、地球は母なる大地と呼ぶ。その天なる父と、母なる大地と交歓できる魂が集まるときです。その場所は、天と地が交わるところ それは祭りであるRT @todoguma: 俺は想う。僅か200年前のこと…辺りは全部、原始の森だ@kinashoukichi

@dissemination1 アメリカ原住民の故ビル・ワッピ氏「われわれは公害と言ったとき、あらゆる形態をとった公害について考えます。放射能公害、その他化学工業によってもたらされる公害、すなわち、水、空気、土地の汚染。しかし最も深刻な公害とは、人間の価値観の公害、思考の公害なのです。→」


@smilingcloud 「地球の先住民は、過去の現在のそして将来の世代にわたって、国際的な核兵器開発企業と電力産業に、過度の影響を受けてきた。核燃料の連鎖は一族と大地と空気と海とを汚染し、われわれのまさに存在そのものとわれわれの未来の世代を脅かしつつある」http://t.co/6myPU7i0


@eurekeeyy 「人間はちっとも偉くない。森や川、空や大地の声に耳を傾けよ。その全部に精霊が宿り、沢山の事を教えてくれて、それに従う。」ブラジル・インディオ・カヤポ族長 ラオーニの言葉。


@fuhgetsu 原発とウラン、豪先住民女性の訴え(毎日放送) http://t.co/u7v37e1A 先祖からの土地で採掘されるウランと震災後の日本への思いが綴られた手紙が、国連事務総長宛に送られ…「私たちの土地のウランが日本の原発事故の一因になったのは良くないことです。心から悲しく思います」


@okikano アイヌ人の歴史と今の福島が重なり合う。どちらも巨大な力に組み伏されている。北海道に住みながら歴史を振り返ってみるとアイヌに申し訳ないことしたんじゃないかと肩身の狭い思いをしている心優しい友よ、今はもうアイヌ人も日本人も抱える試練は一緒です。願いも一緒と思う。


@okikano アイヌ人として一言、「泊原発にMOXは許可しない」 北海道を日本に貸したことも譲った覚えもない。条約もなければ契約書もない。獲得したのは三流国民の肩書きのみ。と言ったのはアイヌ出身、アイヌ語完璧だった国会議員萱野茂。 アイヌは北海道のことをウレシパ モシリ=育て育む大地とも言う。


@kakumakushaka @ChibanaTatsumi 魂というのは漠然とし過ぎていると感じます。僕は先祖崇拝こそ沖縄の心だと考えます。資本主義によって、お金とそれらの優先順位が入れ替わること。入れ替えさせないこと、そこが要点だと思いますね。

@wagei 自分の先祖や自分のルーツが解るのは誇らしい反面、使い方を誤れば辺野古みたいに郷土愛を争いの道具に使われるのもなぁ…。土地に執着する福島の人達の気持ちも痛いほど理解できる。郷土愛は宗教。自分の全て。都会に住んでる方やヒッピーもどきには絶対に理解できないだろうが。ルーツよルーツ。


@procal69 うむ・・・とある『心に愛のある方』と久しぶりにスカイプで、お話させて頂いたんだが・・・間違いなく『脳と心が刺激された』 そうだよな。沖縄の琉球の宝ってさ。自然や環境もそうだけど。 文化や精神性や積み上げてきた歴史への敬意と郷土に対する愛情なんだよな。 つまりは『人』何だよね。


@curatorshinya 広島に落とされた原爆の原料となったウラニウムの一部は、コロラドのCarnotite Mineで採掘された。20歳の時、ホピ族の第三メサHotevillaに滞在した際、私たちが先祖の言い伝え通り、ビックマウンテンを守っていれば、日本に原爆は落ちなかった、と謝られたことを思い出す。


@itangiku 祭や儀礼の資金は何処から出るべきなのか。アイヌ伝統社会においては、基本的に主催者と参加者の負担だった。だが、主催者の家は公共空間としても建設されたもの。祭具の材木は普段より多く切り出された。食材なども含め、儀礼はアイヌ民族の資産である北海道の大自然の自由な利用が前提だった。


@itangiku アイヌ伝統社会では「実力者」が一種の公的機能を担っていた。その財産は個人財産であるとともに、社会の財産でもあった。さらに「アイヌ民族に土地所有の観念はなかった」というが、それは言い方を変えれば北海道全域がアイヌ民族の公的な共有財産であったということだ。

〈様々人の呟きより〉

2011-11-15 09:13:14 | 日記
@pxoxn プロジェクトFUSHIMA! IWAKI!!のじゃんがら( @project_f_iwaki )初盆の家を朝から晩まで踊って供養しながら21箇所廻る。これが明日も明後日も…本当頭が下がる。でも各地方には形を変えていろんな個人、先祖を忍ぶ「奉り」があるんやろなあ…墓参り行かなきゃ!


@kiyoshiro_bot 僕が嫌いなのは宗教で神様じゃない。http://bit.ly/aSFuLd
★ 3ヶ月前


@yu_miri_0622 しかし、この世の中には、色んなひとがいる。わたしが好きなものを、あなたが好きだとは限らない。あなたが嫌いなものを、わたしが嫌いだとは限らない。わたしが許せないものを、あなたが許せないとは限らない。



@GoITO 奄美大島の奴隷「ヤンチュ」の存在を知った。薩摩藩による砂糖生産の収奪は恐ろしいものだった模様。そして薩摩藩が収奪に出た背景には、幕府による木曽三川分流工事、宝暦治水工事があったとのこと。ここで千本松原とつながるのか。



@kotaism と、こう書いたのは、最近講演をすると、参会者の誰か一人は「ブータンへ行ってみたい。理由は幸せな国だからです」と言うから。僕は二度行ったことがあるけど、他の国の田舎町とそんな変わりなく思えた。「貧困=バングラデシュ」「幸せ=ブータン」という固定観念は世界を見る妨げにしかならない。


@aritayoshifu 旧ソ連に新興宗教が浸透したように、被災地にもいずれそのような動きがあるかもしれない。井上順孝責任編集『情報時代のオウム真理教』(春秋社)をパラパラと見ていてそう思った。「癒しブーム」や「スピリチャル・ブーム」の延長に、何か「兆し」のようなものがある。


@marikoshark 【沖縄】沖縄の経済は「3K」が支えている。「基地」と「公共事業」と「観光」だ。米軍の訓練や事件・事故の具体的被害を受けない本土の人たちが沖縄に遊びに来て、癒されて帰って行く。【沖縄が豊かになっては困る国の仕組み】 http://t.co/fgcSOW0 地元紙で識るオキナワより 

@yshdykhr 1日で福島→郡山→若松→喜多方→いわき、と回ってみて、明治政府にあえて不便に作られたのが福島県だと改めて実感した。移動中、こんな記事を思い出してみたり。「原発の場所」http://t.co/TtxVfOt 「原発棄民と明治維新」http://t.co/UKuAVw3

@kaorisasaki 異文化対応だけでなく、自己理解も大切。「ぶれない軸」を持たないとダメ。自分の国、宗教、キャリアについて、語れないと。・・・・・・確かに。これは、I statement ですね。



@kmauiupopo そういえば、日本ってこんだけ先進国になってるわりには、お祭りではドレミ調律の笛があんまり使われてない。民族楽器のケーナも、ドレミに調律してあるし。意外と調律されてない楽器を使ってるってすごいことなんじゃないかと。


@kmauiupopo @t_tok 音程だけで、人間は本来は音楽やっていないと思うんです。元は、「それらしさ」であったり、「気持ちよさ」が表現できてればいいんじゃないかと。ピッチを民族楽器ですら合わせるようになったのは、伴奏に西洋楽器を使おうとか考えたりした結果なんでしょうね。


@TaekoEndo 「時代がサルグツワ 未来にサルグツワ 時代がサルグツワ 時代が未来にサルグツワをかます」というTHE LOODSの歌詞。今、痛いほど胸に刺さる。



@nissie_loud お客さんが来なくては意味がないので、しつこくRT ! webDICE - わたなべりんたろうの日記 東日本大震災被災地(者)支援の為、THE LOODS 再結成ライヴ。対価は全てソウルフラワー震災基金に寄贈 http://t.co/KeqJsohP via @zenback


@shakutesshu 反原発。大谷派(いわゆる東本願寺)、臨済宗妙心寺派、本願寺派(西本願寺)などが議会で表明。曹洞宗も続きますね。そしてカトリックが。大きな伝統教団が社会に対してこのような態度表明することはめずらしいです。だって、教団内にいろんな人がいるし、おつき合いもいろいろありますから。