『身には老少有れども、しかも心には老少無し。気には老少有れども、しかも理には老少無し。須らく能く老少無きの心を執りて、以て老少無きの理を体すべし。
(言志四録・佐藤一斎より抜粋) 』
〈意訳〉
身体で言えば年寄りと若者の区別はあるが、精神的なことには差はつけられない。
体の働きには老若の違いはあるが、道理を行ったり考えたりするのには関係ない。だから、このような差にこだわらずに、永遠に変わらない道理を体得していかねばならない。
身内仲間内其他、老若男女を問わず話し合い意見交換し参考参照していく。
誰が妙案、打開策、最善策を語るか、話し合ってみなければ分からない。老若男女を問わず様々な業種業界の方々と話す事を身につける。
そして、善悪に老若男女は関係無し。