傘かしげ

2018年06月11日 | 校長室の窓から

全校朝会の話(概要)

校庭の梅の木に、実がなっています。

梅の実がなる頃にたくさん雨が降ります。

梅雨といいます。

今日も、ずいぶん雨が降っています。

皆さん、傘をさして学校に来ましたね。

細い道などで、

傘を差した人同士が、

すれ違う時の様子を見てみましょう。

どうですか。

雨のしずくがかかって、

相手の人が濡れてしまいます。

では、こうしたらどうでしょう。

お互いのことを思いやって、

傘を少し傾ける。

「傘かしげ」といいます。

江戸時代、

今から160年くらい前からある行いです。

お互いが気持ちよく過ごせるような行いで、

「江戸しぐさ」といいます。

雨の季節に「傘かしげ」のような

優しい行いができるといいと思います。

*舞台で実演しました*

 


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