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つぶやき・四年目の思い出ページ

珍事!

2015-05-18 05:52:49 | ベガルタ仙台
仙台GK六反、味方注意で反抗され一悶着→イエロー


仙台DF茂木(右手前)を仙台GK六反(右から2人目)が味方ながらに叱責し警告処分

<J1:新潟0-3仙台>◇第12節◇16日◇デンカS


 愛のお説教でイエローカード! 仙台GK六反勇治(28)が、味方に対する「反スポーツ的行為」で警告を受けた。3-0で迎えた後半38分。ゲームの流れが止まったところでMF茂木に声をかけると、18歳の高卒ルーキーは右腕を払うような反応を見せた。これに対し、普段は温厚な六反が眉間にしわを寄せて詰め寄り、一悶着(ひともんちゃく)起きた。接触プレーで倒れたDF渡部を心配するイレブンの横で、仲間割れのような状況となり、佐藤隆主審はイエローカードを提示した。

 この日の仙台のテーマは「球際」だった。茂木は仙台で10年ぶりに高卒新人での開幕スタメンを勝ち取った期待の新人。3点リードの後半36分に投入されたが、六反には「球際にも強く行かないなど動きは良くなかった」と見えた。チーム内での約束事を徹底しようと「球際で戦わないと」と注意すると反抗の態度を取られ、珍しく顔をゆがめて茂木と顔を突き合わせた。

 前節10日の浦和戦から先発を外れる茂木について、六反は「高い技術があるのに出られないのはメンタルが原因だと思う」と分析していた。今月、初めて日本代表候補にも選出された守護神の“愛情の裏返し”から起きた珍事といえる。

 「モテ(茂木)は高い水準の選手でフル代表も五輪代表も狙える人材。もう一皮も二皮もむけていい選手になって欲しい。だからこそ叱咤(しった)してしまった。彼も思うところはあったはず」。実際、茂木はその直後から一変し、カウンター攻撃に積極的に加勢し、球際にも強さを見せた。もめ事は起きたものの完封で8戦ぶりの白星。六反は「変わるためにもらったイエロー。モテの成長のためと思えば、安いもんですよ」と笑った。【成田光季】[2015年5月17日7時15分 紙面から] 日刊スポーツ


 珍事!イエローカードは、敵と味方の間で出るものと思っていたが、味方同士でも対象になるのですね。プロ選手はスポーツマンシップに乗っ取るという原理原則がありますからね。行為の対象が味方でもあてはまるのです。
 
 六反選手は愛情表現が豊かなひとなんですね。すばらしい!ベガルタ仙台にこのような人間味のあるれる人がいるとはうれしい限りです。茂木選手には、ぜひがんばってもらいたい。今後さらに成長し、「フル代表」で日の丸を背負っている姿を見てみたい。