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つぶやき・四年目の思い出ページ

待ってたぜ!後半45分 仙台 ハモン・ロペス選手 復帰弾

2015-05-07 06:30:00 | ベガルタ仙台
試合終了後、サポーターにあいさつを終え、ロッカールームに引き上げるベガルタ仙台の選手たち(写真 真ん中:ハモン・ロペス選手、左端:菅井選手)


<後半の追い上げ>
 ベガルタ仙台の後半43分からの追い上げはあと少しのところだった。敵陣左サイド浅めからのMFリャン選手のフリーキックは、逆サイドのDF多々良選手がヘディングでFC東京のゴール前に折り返し、ゴール中央に待ち構えていたDF石川(直)選手がダイレクトにシュートを放つ。見事にゴール右隅に1点目を決める。石川(直)選手のゴールは、相手の意表を突き、FC東京のGK権田選手は手にボールをかすめることすらできなった。


 約1か月ぶりに復帰し、後半12分から途中出場したMFハモン・ロペス選手はピッチで躍動した。


FWウイルソン選手の近くで常にプレーし、セカンドボールを狙っていた。味方からパスを受けてはしっかりおさまり、前を向いてドリブルで仕掛けるプレーも目立った。そして、2点目をあげた得点シーンでは、落ち着いてボレーシュートを決めている。

 得点した場面を振り返ると、FW金園選手が攻撃の起点となっている。DF多々良選手のヘディングでのクリアボールを受けた金園選手は、自陣右サイドをかけ上がってきた右SB菅井選手にパスを渡し、自陣中央のセンターサークル付近から猛然と攻め上がる。菅井選手はパスを受けたあと、ドリブルで敵陣まで攻め上がり、敵陣中央に位置していたMF野沢選手にパスを出す。野沢選手はペナルティエリア付近に位置していたウイルソン選手へ浮かしたパスを出すが、ウイルソン選手の頭上を超えて敵陣右サイドのゴールエリア付近にボールがこぼれる。攻め上がっていた金園選手は、ボールがこぼれることを予測し、敵陣右サイドのゴールエリアへ猛然と走りこむ。FC東京のGK権田選手はゴールエリアまで侵入してきた金園選手のマークをするため、ゴールから飛び出してくる。金園選手は権田選手より先にボールに触れてシュートを放つが、権田選手はからだでブロック。ボールははじかれ、コースが変わり、FC東京のゴール中央で待ち構えていたハモン・ロペス選手にライナー性のパスがわたった。後方から長い距離を攻め上がってきて、シュートを放った金園選手のゴールへの執念をボールに乗せて、ハモン・ロペス選手は冷静に利き足の左足で、無人のゴールにダイレクト(ノートラップ)でシュートを決める。押えのきいた見事なボレーシュートで2点目をあげる。後半45分のことだ。


 残り時間はロスタイムの5分間。


 同点、そして逆転、という追い上げムードになったが、ロスタイム3分に渡辺監督が退席処分、監督不在の事態におちいり反撃もここまで。ベガルタ仙台対FC東京は2対3で、ベガルタ仙台が惜敗する。



 ハモン・ロペス選手の切りかえしは鋭い。サイドからの突破では、うまく敵の逆をつき、相手を置き去りにする。

 敵陣右サイドのペナルティエリア内に流れたパスにハモン・ロペス選手が走り込む。マークにつくFC東京のディフェンダーは少し出遅れて、ハモン・ロペス選手を追いかける。先にボールに追いついたハモン・ロペス選手は、鋭い切りかえしで敵のスライディングタックルをかわす。スライディングタックルをかわされて体勢をくずしたFC東京のディフェンダーは、倒れた勢いで自身の広げていた腕にボールが当たり、ハモン・ロペス選手の足元からボールがこぼれるというシーンがあった。審判はハンドをとらず、PKの判定をしなかった。審判にかけよって、必死に抗議をするハモン・ロペス選手。しかし、審判の判定はくつがえることはなかった。

<感想>
 ドリブルで仕掛けようとする選手はベガルタ仙台では、ウイルソン選手とハモン・ロペス選手くらいしか印象にない。ハモン・ロペス選手はもともとサイドから中央へカットインして、チャンスメイクをすることが得意なので、サイドハーフに配置しても面白いかもしれない。ドリブル突破と決定力に今後は期待をしたいと思う。

次節は、スタメンからハモン・ロペス選手を見てみたいものだ。






以降は試合開始前のイベントについてレポートします。


まずは、気仙沼在住の熊谷育美さんの復興ライブ




歌詞の内容に感動しました。楽曲もすばらしい。

次にJA全農みやぎ 宮城のお米”ひとめぼれ”ブース

クイズに回答した人、先着1500人に宮城米パックごはんをプレゼントする企画をやっていました。

2015みやぎライシーレディ

とてもきれいなかたでした。

むすび丸

宮城県の観光PRキャラクターです

選手トークショーがはじまるまでは、北エントランスで大道芸を見ました


選手トークショー  

写真は、左サイドから平瀬アンバサダー、FW山本選手、DF上本選手のスリートップ(笑)で、北エントランスでトークショーが行われました。





 
 東北のプロスポーツは試合に勝てていないという話題になりましたが、今日は女子サッカーのベガルタ仙台レディースとプロ野球の楽天が勝利をした模様。と、いうことで、我々の勝利を祈願し、「ベガルタ仙台も今日は勝つぞぉぉー!!」という上本選手の熱い掛け声に、トークショーの観覧者全員で威勢良く、「オオーーーォォォ!!」と、こぶしを突き上げ返して掛け声にこたえ、トークショーを締めくくった。

 ベガルタ仙台の応援はすでにはじまっていた。太鼓のリズムやサポーターのかけ声がスタジアムの中で響き渡っているのがわかった。気持ちは高揚した。いよいよ戦いがはじまる!皆の歩く流れに沿って、一目散にスタジアムの中へ。ベガルタ仙台の応援にむかった。

<本日の試合>
明治安田生命J1 1stステージ第10節 HOME
2015年5月6日(水・休)19:00 kick off
ベガルタ仙台2-3FC東京
場所:ユアテックスタジアム仙台
天候:晴れ、無風
気温:17.1℃
湿度:66%
観客数:14,368人

<試合後の順位>
15位 勝点:9 得失点差:-3
コメント:J2降格圏の16位の山形とは、勝点が一緒!得失点差が「1」だけ上回り、15位をキープ。

試合後、サポーターからブーイングを受けるベガルタ仙台の選手たち


次節は勝利を!! ベガルタ仙台!