凝集された人間の感情と思念のエネルギー

人間の感情のエネルギーは
とても濃密で、独特の質感、
性質があるな～と日々
セッションをしていて思います。

純粋にエネルギーとして
それを利用しようと思った時、
非常に呪術的な意図を組み込んで、
相当強力な仕掛けを作ることも
できるわけです。

生々しい粘度のある独特の
あのエネルギーの質感があるが故に、
無機物で組んだときよりもはるかに
強靭で、ちょっとやそっとでは
びくともしない強力な結界やグリッドが
組めたりします。

規模や仕掛けの手の込み具合は
色々ですが、そんな呪術的な構造物に
しばしば出合ったりします。

よく、ダークサイドの存在が
人間の魂をたくさん集めているのを
見かけますが、

あるとき、そうした魔の存在に
何でそんなに魂集めてるの？
と聞いたら、それで自分が
パワーアップするからだと
言っていました。

「鬼滅の刃」で、鬼が
人をたくさん喰らうほどに強くなる
というのとまさに同じですね。

人間の苦痛や怨念、恨みと言った
ものすごくネガティブな思念が
ぎゅっと凝集された塊のような
エネルギーの集合体が昔から
ある呼び名で一部では知られています。

ここではその名は記しませんが、
亡くなった人の御霊がそういう集合体に
取り込まれることがあって、
一度取り込まれてしまうと、
解放されるのはなかなかです。

どんどんそういうネガティブな
エネルギーを吸い寄せ、引き込んで
ますます大きく濃密に練り上げられた
集合体のエネルギーに直接触れるのは
結構大変なので、

セッションの中では時空間を遡って、
そういうものが生み出された始まりに
対処して行くようにしています。

どんなものごとも、
始まりの段階では、ほんの些細な
ボタンの掛け違いのようなことから
どんどんその歪みが拡大され、
勢いづいていきます。

その勢いがつくもっと前、
兆しのようなほんの些細なとことで
手を打つんですね。

ただ、
起こっている出来事の浅いレベルでは
すぐに対処できたとしても、
ものごとには様々なレベルの要因があって、

そうした別の次元、レベルの無数の伏線が
ある一点を目指して集約され、
その出来事が起こっています。

その無数の伏線にどこまで対処し、
回収できるか、ということもありますね。

時空間をあちこち移動しながら
こちらの伏線を回収し、
あちらの伏線を統合、回避し、
と色々やって、別の世界線に
シフトしていく。

そのたびにストーリーのビジョンが
平和で調和的なものに変化していきます。

取り込まれた思念が大きいほどに
回収していく伏線も多くなるので
それなりに手間も増えます。

それと、世界線のシフトが
結構複雑になる傾向があるのか、
潜在意識の浄化、調整をかけても
ある程度落ち着くまで、
段階を踏むのかもしれません。

何にせよ、
人間の感情や思念をぎゅっと
凝集させる操作をするのは、
何か爆発的な、強大な力を欲する場合は
非常に有効なのだと思いますが、

反作用も大きいので、
その後処理をちゃんとやってやらねば

いけないだろうな、と思います。

結構やりっ放しで
どうにもならなくなっているの、
見かけますけれどね。

誰が始末するんだこれ、みたいな。。。

ものごとは、
始めるよりも、撤退や終わらせること
の方がずっと難易度が高いというのが
世の常です。

勢いに乗って、拡大し続けている時は
終わりのことや衰退していくことなど
夢にも思わず、その状態に酔ってすら
いるのでしょうが、

始まったことには必ず終わりが来るのです。

そのときに、どう着地させてやるのか。

はじけ飛んでブラックホールのようになるのか、
良い感じに着地できて、うまいこと
それが次の新たなものの善き始まり
になるように導けるのか。

一つのものごとの終わり方で、
それに続くたくさんのものごと、
世界の在り方が変わってしまいます。

願わくば、
みなが平和で、調和し、幸せな姿で
新たな世界を創造していけますように。

そんなことを思いながら、
今日もまた新たなストーリーに
向き合っていきます。

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