これからが人生だ!! ~やったるぜ~

リ・タイヤしたオッチャンの日々の出来事

平成31年元旦

2019-01-03 16:49:38 | 日記
明けましておめでとうございます。

平成最後の元日も恒例の「元旦登山」に参加しました。
天気も良く素晴らしい日の出を見ることができました。

故郷の山「愛宕山」から見る初日の出


今年は寝坊をしたので、昨年より受付番号が100番ほど遅くなりました


登山口まで行く途中で「お月さん」と「明けの明星」をパチリ!


大きな災害が相次いだ平成でしたが、やってくる次の時代は皆が平穏に暮らせるように祈るばかりです。




晩秋の色 - 赤、黄、紫

2018-11-26 13:18:06 | 日記
朝晩めっきりと寒くなり、物置からストーブを出し灯油も買ってきました。
そんな晩秋に鮮やかな色を放つ花をいつもの散歩の途中に見つけました。

鶏頭・・赤


近所にある神社の境内の銀杏・・黄


皇帝ダリア・・紫


我家の庭に咲く山茶花です・・白



近くにある池に飛来している鴨です。
この池は「西池」と言うのですが、地元では「鴨池」と呼ばれています。
元和3年(1617年)に時の藩主・建部政長が毎年のように起こる干害に備えて築造した溜池です。

私が小さい頃には数百羽の鴨が群れていましたが、ここ数十年は数が減っています。




池の辺にある須濱神社・・・市杵島姫神が祀られています



驚き!!

2018-11-19 15:54:52 | 日記
私が新聞で読むことを欠かさないのは、4コマ漫画とコラム欄です。
コラム欄で面白い(気になった)内容は書き写ししています。

数日前のA新聞のコラム欄は次のような内容でした。
※要約しています。

政府の要職にあるお人が、1,500億円を1,500円と答弁したり、質問者の名前を間違ったりして
仲間内からも失笑されました。
その御仁が要職を任された時の会見では次のような発言もしています。

「適材適所と思って私を選んでくれたその人に、立派に任務を果たすようにしっかり取り組んでいる」

えー! 国民のために働くのではないの?

「君、君足らずとも、臣、臣たらざるべからず」 -ー 主君が立派でなくても家臣は忠誠心を持たねばならない -ー
かつての武士に求められた教えである。
※見ようによれば自分の保身の為ともとれるが・・・・・

これでは「チコちゃん」に怒られそうです。








聚遠亭の紅葉

2018-11-16 15:28:17 | 日記
私の住んでいる市の名所の一つに「聚遠亭」があります。
これは龍野藩主脇坂公の上屋敷跡にある建造物や庭園です。

昨日、散歩がてら紅葉を見てきました。
途中で出会ったおじさんの話では「今年の紅葉は赤くない」とのことでしたが、見頃を迎えてました。


「聚遠亭茶室(浮堂)」は脇坂公が孝明天皇から賜った茶室を「心字池」の浮堂として移築したものです。




別館(御涼所) 脇坂家の御涼所です。




おじさんが尺八の練習をされていました


尺八の音色が周囲の景色に良く似合っていました。

※「今年は赤色がいまいちや」と仰ったオッチャンはこの方です


蜘蛛の糸

2018-11-09 13:01:27 | 日記
以前に投稿した面白い話の第2弾です。


芥川龍之介の代表作「蜘蛛の糸」を知らない人は少ないでしょう。

お釈迦様が極楽から垂らしてくれた「蜘蛛の糸」を主人公は登り始めますが、他の罪人も登り始めたので
「この蜘蛛の糸は俺のものだ!下りろ!」と叫んだ途端に蜘蛛の糸は切れて主人公は地獄に逆戻りします。
「身勝手さはわが身を滅ぼす」といった教訓とも思われるお話です。

では、本当に蜘蛛の糸は人間を支える強さがあるのか??

蜘蛛の糸(ジョロウグモ)は人間の髪の20分の1の太さで0・005㎜。
しかし、強度は1平方㎜あたり200kgもありピアノ線に匹敵します。
つまり、髪の毛の6倍の太さ(0.62㎜)で60kgの人間ならぶら下がることが出来ることになります。
でも、0.62㎜の糸を出せる蜘蛛(ジョロウグモ)の大きさは計算上では体長3・1m、体重920kg!!
でっかい蜘蛛です。
小説には登った人数を「何百となく、何千となく」と書かれています。
仮に登った人数を5千人、平均体重60kgとしたら、必要な糸の直径は4・3cmとなり、この太さの糸を
発生できる蜘蛛の体長は220m、体重は32万t。
そんな大きなジョロウグモが極楽にはいるのです。
びっくりですね。

小説では主人公が身勝手な言葉を発して蜘蛛の糸は切れましたが、もし蜘蛛の糸が切れなかったとしたら
彼は極楽に辿り着けたのでしょうか??


小説では「地獄と極楽の間は、何万里あり容易にたどり着けない」とあります。
もし、5万里とすれば20万㎞、地球の直径の16倍もあります。

小説によれば、お釈迦様が糸を垂らしたのは朝、主人公が落ちたのは昼近くでした。
その間の時間は長くても6時間の出来事です。
一筋の糸に罪人たちが数珠繋ぎ(その間隔は1m位か?)で「何百、何千」と登っています。
その人数を5千人とすると先頭の主人公は5千m登っていたことになります。
極楽までの距離は20万km、まだ19万9995kmも残っています。
このペースで登っていくと、不眠不休で27年5ヶ月もかかるのです!



これだと地獄にいたほうがマシじゃないか?

やっぱり悪事を働いてはいかんのです。


柳田理科雄・著 (角川つばさ文庫)から