

3日間に渡る引越し最終日の私の仕事は朝9時にサンマンデの家にてETAT DE LIEU(壊れてないか、汚れてないか等の最終チェックのこと。これで敷金がいくら戻るかが決まる)を済ませること。本当は30分まえに行って総仕上げをしたかったけど、体調は相変わらずいまいちでもうどーでもいーな気分に。実際各部屋の点検中ちょっとすみませんと座らせてもらったほど。やはり6年半も住んでいれば壁の汚れや床の傷は多くなる。が、もちろん交渉する気もなく速攻サインして、管理人さんに挨拶をし、チェックアウトのためにホテルに戻る。空腹だったので途中のパン屋で最後のクロワッサンを買ったら激マズで最後までありがとうな気分。今はとにかく感傷に浸るより、一分でも早く引越しを終わらせたいってだけ。疲れきっていたのでタクシーで空港へ。とっとと荷物預けて出発までゆっくり休もうと思っていたのに、なんと予約していたフライトがキャンセル!!!あっちのカウンターに並んでくださいと言われた先には5組ほど並んでいて、20分経っても一人も前に進まず!倒れそうだったので周りの目も気にせず床に座ってたよ。やっと私の番が来て、一番早いのはエアフラの3時半のフライトだって。(今11時)もう何でもいいからそれにしてくださいと新しい予約の紙をもらい、とりあえずサンドウィッチを食べて一息つく。ターミナルを移動し、待つこと3時間。その上使用する飛行機が到着してないと更に45分の遅延。更に更に到着地の天気が一時的に悪く、離陸許可がでないと1時間遅延。短距離フライトに5時間も待たされ、死ぬかと思った。パイロットは「悪いとは思うけど僕らのせいじゃない」となんともフランス人らしいコメントを連発。怒。バゲージもベルトの故障とかで出てくるのが遅かったし、意図的に誰かが引越しを妨害してるとしか思えない!午後3時には着くはずが7時半。携帯もなく、連絡できずにいたので夫は私がどっかで倒れ死んでると覚悟していたようだ。マジで人生で一番しんどい日だったかも。すっかり荷物の運び込まれた新居に感動することもなく(夫ががっかりしてたが余裕がなくってねぇ)近所へ夕飯だけでもいっぱいいっぱい。とにかく無事に終わってくれてよかった~。
