左岸

本日、とあるひとつのキーワードが発明されました
「５」です。「５」ですよ。

なぜ「５」なのか、それを知るものはまだ、世界に数人
左岸でなにかが発生したことは確かなのだ

しかし、ぼくにできないことを、かれらは軽がるとやってのけてしまう
ぼくがすぐにちゅうちょすること
声をかけたり、話したり、喋ったり
ぼくは考えては悩んでばかりだ

ほんとうは、そんなにうまくはいかなかったのかもしれない
だけれどもぼくのかんじはパーフェクトだった

それは左岸の遠くから、彼らがこちらに気付き、立ち上がるとき
距離がだんだん近くなっていく、あの、最初のシーンから、ずっと。