さんかくしかく

毎日いろいろな形になってしまうぼくのあれこれ。

峠に立て

2013年05月31日 | 三角記事
アメリカ帰りの男と、鶴見緑地を歩いたり
立ち止まったりしたんだ
と、同席の友人に話したとき、彼はフフっと笑った

あいやわらずだな、かわらずだな

という意味合いをふくんでいた
友人はとてもすなおでまじめなやつなんだから

と、アメリカ帰りの男に話すと
男は言った
見るからに、感じるからに、そういう雰囲気を持っていたな

緑地には風車があるんだが、今日はそこへ行かなかったな
歩きながら、男のうしろに見え隠れしていたんだけれども
たぶんアメリカ帰りの男は、風車のことを知らないだろう

あと数分で、最後のモノレールが来る
競争をするつもりなくても、競争になったっけ

kと手をつないで

2013年05月30日 | 三角記事
kと手をつないで、鶴見緑地線に乗った
父の会社の下あたりをすり抜けて、電車は止まらなかった

改札のところでkを待った
緑地帰りの保育園児たちがぞろぞろと改札を抜けてゆき、kは子どもたちの間をぬわねばならなかった

kの荷物とわたしの荷物を自転車の
同じかごに詰め込んで歩いた
とてもゆっくりと

道頓堀で

2013年05月29日 | 三角記事
道頓堀でムーミンを読んでいる男
うす暗くなり始めている街の、ネオンがきらきらとあらがうところで

すぐそばでは女の子たちがダンスの練習
やがて現れる男、エーヤダー といいながらもまんざらではない様子の女の子たち
キャッキャウフフである

反対側のフェンスでは、外国人がロープを体に巻きつけてバランス感覚をやしなっている
しなるフェンス

道頓堀川を船が行く
アナウンス付きで、このあたりを解説する観光船だ
わたしはコーヒーを飲み、本の続きを読む
船が折り返して戻ってくる

わたしはじつのところ、ムーミンを読んでいないのではないか

アチーば

2013年05月28日 | 三角記事
友人はしあわせそう
とてもしたしい人ができたみたい?
ぼくはそろそろ、メールを控えようかな
そしてこれからは、遠くのほうへいこうかな

パソコンにむかってこんなこと書いて
気晴らしってわけじゃないけれど
フケンコウだなと感じるわけだ

しあわせな友人にも悪い
かといって、ぼくはふしあわせなわけでもなくて
すごくもやもや
このもやもや、どういうもやもやで

ぼくはとても変なのではないかしら

はらへりむし

2013年05月27日 | 三角記事
おなかがすいていてちからがでない
ひらがなである

しつこい電話のあとでもある

アンパンマンさんはぬれたらだめだけど
おなかはすかないのかしら
自分を食べるのかしら

ハイブリッドなお方であるのかしら

私はミノムシのようにおなかぺこである

ふと思いついた一文であったが
ミノムシさんはおなかすくのだろうか

ブックマーク・・・2010・2011・2012

2013年05月27日 | 三角記事
2010
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2011
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2012
All Things Must Pass あなたのとりこ からたちの花 Les champs Elysées ヤングマン (Y.M.C.A.) The Twist Revolution ペルシャの市場にて カノン It Never Rains In Southern California 20th Century Boy ラムのラブソング Brown Sugar Rock'n'Roll Party Man 路地裏の少年 君の顔が好きだ traveling カローラⅡにのって サヨナラCOLOR サラダの国から来た娘 みつあみ引っ張って 不思議ね 白い色は恋人の色 さがしもの Bad Year Blues ogiyodiora spoon guitar mississippi delta blues sunny Shocking Blue さくらんぼの実る頃 Mr.Blue Sky カルチェラタン 朝ごはんのうた 生活の柄 亜麻色の髪の乙女 プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番 さよなら大好きな人 古い日記  22才の別れ 初恋 ぼくたちの失敗 

ミンムー

2013年05月26日 | 三角記事
ムーミンを読んでいる
アニメでしか見たことなかったけど
ついにそのときがきたのだ

ヤンソン

アニメより子供っぽいムーミンたち
出てこないミイ
スノーフのおじょうさん

彼女名前なんてったっけ

思い出すことたくさん
知ってゆくことたくさん

20人

2013年05月25日 | 三角記事
夏のようだな
太陽の眩しい季節だぜ
そんなおり
わたしは30度の部屋で75度のコーヒーをのんでいる

人はそれをホットコーヒーとよぶ
20人にかこまれている
20人がぐるりと取り囲んだ30度の部屋でぼくは75度のコーヒーをのんでいるぜ

あつっ
あついぜ

とぼけても

2013年05月24日 | 三角記事
うーん
不利になりたくないけれども
時間がたつにつれて
時間はぼくを、あらぬ方向へ
こっちへ、こっちへと連れて行ってくださる

それは栄光の道なのか
それともただの凡道なのか

でもまあ考えてみれば
ただの凡道っていうのもそうあるわけではないんだな

セケンイッパンの道を外れて、ぼくは絵をやろうと思った
でも、セケンイッパンの画家道からも外れようとしているぞ
ひょっとしてあまのじゃくなのだろうか
そしてぼくはなぜこんなにも明るいのか

待ってんだけど

2013年05月23日 | 三角記事
変な集団の集まり
ひとり変じゃないのが入ったとしよう

変な集団の変さは、薄まるでしょうか

どうだろうか。やってみる価値はまったくないといえよう
あ、変じゃないのは辞めてっちゃった

だから引き続き変な集団
ぼさぼさの荒れ地にのさばる
どこゆく どこ吹く風の そこのけそこのけ 大通り

変な集団の話をしながら
ぼくは待ってんだけどなあ まだかなあ