でかけ

車でびゅん
私は運転ができない
自転車で東京へ行ったこと
ほめられるのはなんでだ

車でびゅん
早いぜ

積極的ダラダラ

みずから進んでダラダラするのだ

ちょっとつかれた
ごろり

床はカーペット
窓は開けっぱなし
裏のマンションからいつも声

昨日の雨
今日はどっかいった
水たまりと濡れた地面を残していった

とじる

扉をとじる
外では雨
さんさんふる

さんさんって音はかわいい
ときどきタンタカターンとなる
そんな雨

扉を閉じても
窓は開けっぱなし
雨で床がぬれる

拭いたら元どおり

甘美な時間

一時期妄想で、滋賀県立性教育大学
というのが存在していた

文系大学が淘汰される時代だと、ニュースでみた

理系一強のようだ
あるいは、そうしようとしているのだろう

奈良県立甘美大学
とかできないものか

乙女たちが白馬に乗った王子様を待つのだ。

乾燥

時間が経つって

こういうことなんだ

乾燥しているよ
だんだん

もくひょう

じっとしているのはしんどい

動いているときと、どっちがしんどいのだろう
スポーツもしんどい
私はスポーツは苦手だ

同じ考えのまま、長生きするのもしんどい
哲学の人は、だから変になっちゃう

ひょうひょう
という言葉のとおり、ぴょんぴょんと乗り換えて、飛びうつり続けたほうがいいのか

ひょうひょうって、でも
とても表面的なところでは、のらりくらりという語感だけど
深い部分では、クッションの中の鉄筋くらい、動いていない気がする。

にげる

にげるなんて良い言葉のイメージじゃないんだな

いつか
私はすぐ逃げます
って笑って言って、その場をなごませてみたいもんだな

七人の侍をみた。はじめてフルでみたんだな。

「この飯、疎かには食わんぞ」
と言って、その場を感心させたいもんだな

ゆっくりめ

鳥をかく
えいっ えいえいっ

どうしてもまんぞくできないのは
自分の作ったルールのせいだった

奥行きのこと

鳥はきっと
飛んだり着地したりするだけじゃなくって
ものたりなくなって

あっちからこっちへ飛んだり
むこうから私へ向かってきたり
するんだ

するんだよ

テケテンびょうし

もう朝だよ

はやいね
ねむたいね

もう目がさえざえしてくるよ
朝って
とうめいなんだなあ

感心していると、きっと私のことはボヤッとしてみえて
ねぼけているんだと思われるろう

悲しさ？

あたりまえのことで
できないのは
かなしい

わたしは地球が立方体とはおもっていない
丸いだろうな
とおもっているのに

あたりまえのことが
できないから