至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

今、思うこと。

2012年08月18日 12時59分47秒 | 日記
8月18日(土)


最近の東アジアの情勢はどのようになっていくのでしょうか?!


中国の尖閣諸島に対する露骨なアプローチ。


韓国大統領の竹島上陸。


日本政府の対応。


何が良くて、何が間違っているのか?


自国の国益のみに終始している観があります。




世界人類の中で、平和を願わない人がいるでしょうか。


誰もが幸福を求めているにもかかわらず


願わぬ不幸や争いになるのは何故?


様々な分野(政治・経済・宗教など)の指導者もその問題解決に至らないのは何故?






二宮尊徳先生は天は元の父母と言われました。


今の世の中は父母を抜きにして兄弟げんかをしているようなものです


兄弟げんかを正してあげられるのはでなければなりません



おそらく、昔の人はその一言で「そうだね。」と納得されたかもしれません。が、


現代はどうでしょうか。


現実家庭の中で親の権威は薄れ、子供が権利を主張し


家庭の秩序は崩壊してきているのが現実問題です。



そのような現代人に「親が」と言っても分からなくなってしまっているのも事実です。


それが、とても悲しいことです。



国や世界の問題のようですが


実は発端は家庭の秩序の崩壊から端を発し


物の見方考え方がずれて育った人たちが


家庭・氏族・地域・社会・国家・世界へと拡大して


現代の様々な問題が表れているようです。


宇宙飛行士が宇宙から地球を見たときに


個人の願いや幸福という次元から


本当に世界が平和であってほしいと願うようになったという話を聞いたことがあります。


宇宙から地球を見たときには、国境線もなく


地球は美しい一つの星。地球が私たちの故郷。と思えるからでしょう。


「国益」ということは大切なことですが、損か得かではなく


何が善。何が悪。という観点に立って物事を見つめることが大事ではないでしょうか。


尊徳先生は「自然は善も悪もない。」と言われました。


人間が自分に都合のよいものを善。都合の悪いものを悪と決めたと言っています。


だからこそ何を中心として善・悪を決めるのか。が重要です。


それは天を中心として決めるべきでしょう。


元の父母に帰っていくこと。


よく「神のもとの人類一家族」という言葉がありますが


地球星に住む我々は一つの家族です。


家族ならば、為に生きあい、悪いことは正してまっとうな人となるように


互いが関心を持ちあって生きなければなりません。


そのような社会や世界が理想論ではなく


実現しなければ未来の子供たちは不幸です。


わたしは、そう考えます。



西村 甲汪





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