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至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

二宮尊徳「七大誓願」

2016年12月06日 10時30分52秒 | 日記
12月6日 



二宮尊徳翁が桜町の復興に際し


領民から受け入れられず、復興が思わしくなかった時

成田山新勝寺にて断食祈祷をされるにあたって

和尚に伝えた「七大誓願」


1.この世の父母が、健康な子供たちを安らかにそだてられるよう

2.この世の貧しい人すべてをすべて救済できるよう

3.すべての農民が飢餓に備えて蓄えができるよう

4.天災で家を失う者を救済できるよう

5.借金で苦しむ人がなくなるよう

6.領主が農民を苦しめなくなるよう

7.荒れた農地を豊かにしたいと祈願いたします。


というものでした。


尊徳翁は、きっと今の世を見つめながら

心痛く思っておられるのではないでしょうか。


私たち一人一人が、心の田を開墾し

為に生き合う世の中へ転じていかなければ

未来の子供たちへ真の幸福な社会を譲ることができないのではないでしょうか。


今、私から

変革を起こそう!





国際ボランティアデー

2016年12月05日 09時42分56秒 | 日記
12月5日 

「国際ボランティアデー」(12月5日)は1985年に国連によって定められた記念日で、

世界の平和と開発の実現のために活動する世界中のボランティアの意義を認知し、

さらに推進することを目的として世界中で様々か活動が開催されています。



国際ボランティアデーにちなんで

何か、他の為にできることはないか?

世界の平和は、国が平和でなければならないし、

地域社会が平和でならなければならず、

家庭が平和でならなければならない。


だとしたら、世界の平和の一番の礎は家庭が平和であること。

家庭が平和であるならば、私の心に不安が訪れることもない。


今日は、家族の為に、父母の為に、伴侶の為に、兄弟の為に、子供の為に

何か、喜んでもらえることを考え、実践してみよう!

幸福な家庭は、世界の平和に通ずる!!

三つの恩

2016年12月03日 12時17分39秒 | 日記
12月3日(土)


『二宮尊徳一日一言』より


「あめつちときみと父母との三つの恩

     忘るる時ぞ 身はせまりけり」(二宮翁道歌)


【略解】
 天地大自然の恵みと、君をいただく大恩と、父母祖先の

 御恩を忘れるようでは、次第に一身は窮乏困苦の境遇に

 さし迫ってくるものです。報恩の道を考え直さねばなりません。




三つの恩とは

1.天地宇宙の根元神

2.君主
  (今の時代であれば、国に守られているわが身であることの恩でしょうか)
    もっと身近にすれば、会社の社長、上司、先輩など・・
  
  でも現実は、このような関係が切れていたり、損得の利害関係であったり『忠』や『義』
  では無くなってきていますね。

3.父母先祖
  寂しいかな、今の世の中では、親が子を殺め、子が親を殺める。そんなニュースが
  巷をにぎわすことが、毎日のようになってきました。
  

尊徳翁が語られたように、恩を恩として感じなければ、感謝の心も湧かない。

感謝の心が沸かない私の心は、何を思う?

感謝の心が沸かない私の心は、問題があればそれは人のせい、周りのせいと

不平や不満の思いが心を占領することでしょう。

不平不満の心は、やがておのれの身を窮乏困苦の境遇へと向かわせてしまうのではないでしょうか?!



まず、
天地自然すべてに感謝しよう!

仕事ができる。それだけで感謝しよう!

親が生み育ててくれたがゆえに今がある。感謝しよう!


そうしたら、心の中に「やさしさ」「幸福」「愛」の種が芽を出すよ! 






我が道は至誠と実行のみ

2016年12月02日 14時09分54秒 | 日記
『二宮尊徳一日一言』より
 
「我が道は至誠と実行のみ」
 
たとえ知謀孔明を欺き、弁舌蘇張を欺くといえども
 
弁舌を振るって、草木を栄えしむことは出来ざるべし
 
故に才知弁舌を尊まず、至誠と実行を尊ぶなり
 
古語に"至誠は則神”と云うも、不可なかるべきなり
 
およそ世の中は智あるも学あるも、
 
至誠と実行とにあらざれば、事は成らぬものと知るべし。
 
 
~いかに才知あり弁舌ありといえども至誠と実行がなければ、
 
事は運ばず成立しないとの一大信条の表明です。~
 
 
尊徳翁は至誠は真心とも言っておられます。
 
真心を込めて積み重ねる精誠こそが大きなことを成していく上で大切なことです。
 
「積小為大」の言葉にも通じていくのでしょう。