3月18日、上垣外自治会会所上にある阿弥陀堂に安置されているお阿弥陀様のお祭りが行われました。
この阿弥陀堂は、昔は結構広い寺地があったそうだが、バスの運行が始まりバス停が出来た事で現在の高台に移転されました。
お祭りに先立ち、綺麗に掃除された阿弥陀様に、昔の細い急坂を登ってお参りします。各自花やお供え物を持ってお参りです。
本尊は阿弥陀三尊。阿弥陀如来は木彫りで高さ37センチほどのものです。本尊台座には裏に元禄15年7月と書かれています。
皆がお参りを終えてから、会所に集まり長さ10メートルほどの数珠を囲み「南無阿弥陀仏」と唱えながら三回回します。数珠の大きな玉の所が来たら、高く掲げ一礼。これを三回繰り返して終了です。
この珠々は手作りで、462個房の部分に大玉1個と小玉が8個で出来ています。
最後は宴に先立ち、当日の当番であり堀越区史の編集に携わった武田芳彦さんよりお阿弥陀様の歴史やいわれを話して頂き、この地にお嫁に来た者や歴史を知らないで育った私達には大変参考になりました。
上垣外自治会9戸と関係者で年に一度のお祭りですが、久しぶりに楽しく話も出来、昔の話も聞けて時間も経つのも忘れて良い時間を過ごせました。
投稿者 Apple