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わんちゃんさがしポスターでDNA・指紋保管違憲を名古屋地裁に提訴

2019年09月02日 | 名古屋健康禁煙クラブ
わんちゃんさがしポスターでDNA・指紋保管違憲を名古屋地裁に提訴
朝日新聞より


「不起訴後のDNA・指紋保管は違憲」 抹消求めて提訴
2019年6月18日10時13分
女性は2014年、いなくなった知人の犬を探すため、
同市天白区の電柱にチラシ9枚を貼った。愛知県警天白署から
「チラシを電柱に貼るのは条例違反だ」と出頭を求められ、
同年8月、指紋とDNAを採られた。DNAは
「天災時に身元判明につながる」と言われたという。
 女性はその後、不起訴になり、電話で天白署にDNAなど
データの削除を求めたが説明はなかったという。
 提訴後に記者会見した代理人の川口創弁護士は
「DNA型のデータベースの構築や運用は、国家公安委員会の規則で
定められているだけで、根拠法が明確でない」と指摘。
「DNAのデータが集められ、一度登録されれば
原則として死ぬまで犯罪の照会の対象になる。
個人の尊厳を踏みにじるものだ」と話した。

不起訴になっても保管されているのはプライバシー権を規定した
憲法13条に違反するとして、名古屋市の50代の保育士女性が2019年6月13日、
国にデータの抹消と慰謝料150万円を求め、名古屋地裁に提訴した。
 川口弁護士によるとDNA型データベースは2005年に運用が開始され、
18年末時点で登録件数は累計で121万3928件に上るという。
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