わんちゃんさがしポスターでDNA・指紋保管違憲を名古屋地裁に提訴
朝日新聞より
「不起訴後のDNA・指紋保管は違憲」 抹消求めて提訴
2019年6月18日10時13分
女性は2014年、いなくなった知人の犬を探すため、
同市天白区の電柱にチラシ9枚を貼った。愛知県警天白署から
「チラシを電柱に貼るのは条例違反だ」と出頭を求められ、
同年8月、指紋とDNAを採られた。DNAは
「天災時に身元判明につながる」と言われたという。
女性はその後、不起訴になり、電話で天白署にDNAなど
データの削除を求めたが説明はなかったという。
提訴後に記者会見した代理人の川口創弁護士は
「DNA型のデータベースの構築や運用は、国家公安委員会の規則で
定められているだけで、根拠法が明確でない」と指摘。
「DNAのデータが集められ、一度登録されれば
原則として死ぬまで犯罪の照会の対象になる。
個人の尊厳を踏みにじるものだ」と話した。
不起訴になっても保管されているのはプライバシー権を規定した
憲法13条に違反するとして、名古屋市の50代の保育士女性が2019年6月13日、
国にデータの抹消と慰謝料150万円を求め、名古屋地裁に提訴した。
川口弁護士によるとDNA型データベースは2005年に運用が開始され、
18年末時点で登録件数は累計で121万3928件に上るという。
朝日新聞より
「不起訴後のDNA・指紋保管は違憲」 抹消求めて提訴
2019年6月18日10時13分
女性は2014年、いなくなった知人の犬を探すため、
同市天白区の電柱にチラシ9枚を貼った。愛知県警天白署から
「チラシを電柱に貼るのは条例違反だ」と出頭を求められ、
同年8月、指紋とDNAを採られた。DNAは
「天災時に身元判明につながる」と言われたという。
女性はその後、不起訴になり、電話で天白署にDNAなど
データの削除を求めたが説明はなかったという。
提訴後に記者会見した代理人の川口創弁護士は
「DNA型のデータベースの構築や運用は、国家公安委員会の規則で
定められているだけで、根拠法が明確でない」と指摘。
「DNAのデータが集められ、一度登録されれば
原則として死ぬまで犯罪の照会の対象になる。
個人の尊厳を踏みにじるものだ」と話した。
不起訴になっても保管されているのはプライバシー権を規定した
憲法13条に違反するとして、名古屋市の50代の保育士女性が2019年6月13日、
国にデータの抹消と慰謝料150万円を求め、名古屋地裁に提訴した。
川口弁護士によるとDNA型データベースは2005年に運用が開始され、
18年末時点で登録件数は累計で121万3928件に上るという。