マンガのある日常茶飯事

マンガ好きのマンガばかによる、マンガ紹介案内所。

GIANT KILLING 見所2

2010-05-30 19:59:20 | 見所紹介
みなさん、こんにちは。


風来です。

お久しぶりになってしまいました・・・。


いかん、いかん。

気持ちに余裕がないとつい書くのが
遅くなります・・・。


そんな人間なので、

あえてこれから毎日更新することを
誓います!!


うおう。
言ってしまった(笑)

前から考えてはいたんですが、
逃げるのはやめて挑戦しようと(笑)

言ってしまったからには逃げ場がないので
やると思います(笑)



では。
お知らせのような前置きはこのへんで。


今回は前回ご紹介した
GIANT KILLINGの見所
パート2を書いていきたいと思います。






おすすめどころ。9巻の盛り上がりです。


シーズン開幕後。

ETU VS いまだ無敗、首位独走中の大阪ガンナーズ。


前半は大阪の強烈な攻撃にETUは苦戦。

大阪はFWが四人、しかもセカンドボール(攻撃をクリアしたあとのボール)
を確保する才能に溢れた、
大阪の選手・窪田が活躍。

前半に2点リードされ、
ハーフタイム中のETUは意気消沈気味。


しかし。

後半戦。


その強敵大阪に対する達海の作戦が
見事にはまります。


達海は前半からしっかり大阪のスキをついていた。
その効果が後半に現れてくる。

窪田は体力がないことが弱点であり、
そこにETUで1対1に強い杉江(すぎえ)をあて、
通常よりも早くガス欠にさせ交代させる。

これによって、攻撃的な大阪のスタイルは変えざるをえない。


そして大阪のキャプテン、平賀(ひらが)には
あえて足の早い椿とぎりぎりのところで競うように
ジーノにパスを出させ、平賀の体力を奪う。

なぜ平賀の体力を奪う必要があるのか。


平賀は、大阪のチームにとって
交代させられない、
絶対的な存在であるからだ。


実は平賀は、大阪の監督・ダルファーの就任以降、
累積警告や怪我での欠場があったものの、
途中交代したことはない。

大阪はスタメンが固定性で
選手の交代のパターンも決まっている。

相手にあわせるよりも、
自分たちのスタイル、哲学を貫くのが
監督ダルファーの自信に満ちたチーム作りだ。


そう。だからこそ平賀を変えられない。


平賀はキャプテン・チームの大黒柱で
ダルファー監督の理想をピッチで背負っている存在なのだ。

そんな選手を変えてまで
この試合を確実なものにするか。

このまま理想を貫き通し、
これからの糧にするか。

ダルファー監督は相当苦悩することになる。


そうなのだ。

達海が作戦を立てる上で矛先をむけたのは、

実は窪田でも平賀でもなく・・

大阪のベンチワーク、ダルファー監督の采配そのものだったのだ。

そして、ついにETUは
同点に追いつきます。

ひゃっほー!!
同点だーー!!
思わず叫びたくなります(笑)

うーん、見事!!
すげえ!タッツミー!!


後半戦ETUの逆襲にワクワクする場面です。


しかしですね。

これで終わらせませんて。

ここまで盛り上げといて、
最後がまたいいのだ。

もー最後が私一番すきなんですよ。


でも少し長くなりそうだから、
次回に続けます(笑)


次回は
このVS大阪ガンナーズ戦の大見所、
ご紹介いたします。

今日も読んでいただいて
ありがとうございます。


明日もよろしくどうぞ~。

GIANT KILLING 見所1

2010-05-08 16:51:21 | 見所紹介
みなさま、こんにちは。

風来です。

最近すっかり暖かいですね。
夏が好きな人間としてはうれしいです。
晴れてる日も多いし
洗濯物もよく乾くし。



では今日は前回ご紹介した
GIANT KILLING の見所を
書いていこうかと思います。



このマンガもなかなか巻数でているため
見所絞ることができないので、
何個かあげていこうかなと。


全体としていえるのは、
受け入れ拒否みたいな感じだった達海が
だんだんみんなとチームになっていくところが
いいなぁと思います。


最初は連敗も続いて
達海を解任しろなんて
過激なサポーターの声もあるし・・・。


いまや達海の力が認められてきて
本当にうれしい限りですね。



さて、最初に語る見所は。

序盤である2巻の話。








新チーム、ETUは
シーズン開幕のプレシーズンマッチで
チャンピオンチームである東京ビクトリーと対戦することになる。


そこで注目を浴びる、一人の選手。

椿 大介。

彼は好不調の波が激しく
いいものを持っていながらポカも多く
実力をいまいち発揮できないでいた。


そんな椿に声をかけた達海監督の言葉が好きです。


シーズン前にキャンプを行っていたETU。
キャンプ最後の晩、
達海は部屋にこもって作戦を立てていたが、
考えがまとまらないのでグラウンドに出向く。

考え事をするとき
達海はよくグラウンドをうろうろすることがあった。



ピッチの上からしかわからないものがある。




そこで自主練習をする選手に出くわす。


それはとても楽しそうにいきいきとボールを蹴る


椿だった。


そんな椿に達海は声をかけ、
自主練付き合うと言い出す。

しかし椿は監督を前に
極度に緊張。

ミスを繰り返し
達海にもういいと言われてしまう。


椿は、重度のチキンだったのだ。
プレッシャーに弱く、キャンプでも散々な出来だった。


しかし、そんな椿も好調な面を見せるときがあり、
キャンプ前のチームの紅白戦では
キャプテン・村越(むらこし)をぶっちぎるほどの
実力をみせていた。

なぜ紅白戦ではそんな実力が出せたのかと
達海に聞かれた椿は、
監督の言葉がおおきかったと話す。

紅白戦前、達海は
いつも控えでレギュラーになれない選手たちに、
「これはお前たちのジャイアントキリングのはじまりだ」と
選手を奮い立たせていた。


その言葉に紅白戦では実力を発揮できたのだ。


椿は昔から、こういう自分がいやで
変わりたいと思ってきていた。

しかし、そんな椿に達海は言う。


お前はそれでいい。


椿は昔からそんな自分がいやで
イメージトレーニングしながら
練習後一人でボールを蹴っていた。

それを達海は中高のサッカー部の先生や
サテライトのコーチに電話で聞いて知っていたのだ。


自分にコンプレックスを持ってるやつは強い。

自分を変えたいと思ってきたその想いは
ものすごいパワーを持っている。

そう達海は椿の背中を押します。


「お前には過去の実績は何もねえ」

「それでもお前は今プロクラブのトップチームにいる」

「お前を育てた人達は皆同じようなことを言ったよ」


「10回のうち9回はヘマをするが
 たった1回・・・輝かしいプレーですべての人を魅了する」





「お前に魅せられた人達が・・・
 ここまでお前の背中を押したんだ」




「お前の実力だ  椿」






「そのままいけ
 何度でもしくじれ」


「その代わり
 1回のプレーで観客を酔わせろ
 敵の度肝を抜け」




「お前ん中のジャイアント・キリングを起こせ」




そして椿はプレシーズンマッチの試合で
敵から警戒されるほどの実力を発揮していきます。




達海が椿にかけたこの言葉が、
私はものすごく好きです。


わざわざ、過去に彼にサッカーを教えた人達から、
椿がどんな選手なのかきいていて、
彼を理解しようとしていてくれていたこと。

そして
お前にはちゃんと実力があるんだと。
今のままでいいからどんどんいけと
勇気付けてくれる。


自分をこんなに見ていてくれるなんて、
うれしいですよねぇ。

達海かっこいい!!!(笑)


そんな
プレシーズンマッチ、
村越さんの見所もありかなりの盛り上がりでした。


うーん、おもしろい!!


キャラや、その台詞もいいんだけど、
やっぱりストーリーもおもしろいんだよなぁ。


ETUから目が離せなくなります。




ではでは。
次回はもっと巻数進んでの
見所を語っていきます。

見所っていうか、個人敵に
すごく好きな箇所ですけどね(笑)




今日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。

次回もよろしくお願いします~。

弱虫ペダル 見所

2010-04-01 19:48:02 | 見所紹介
みなさん、こんにちは。

風来です。


毎日書きたいのに、
仕事疲れで家に帰ると爆睡の日々です・・・。

書きたい気持ちを抑えきれず、
今日はなんとか書き上げます!



では。
前回ご紹介した『弱虫ペダル』の
見所をつらつらと書こうかと。


えーと。

どうしようか(笑)


毎巻見所、盛り上がり所があるので
迷うんですね・・。


1巻はここがよくて
2巻は・・・って書いていくと
とんでもない量になりかねないので(笑)




やはりおすすめの見所としては、

序盤での盛り上がりである

3~4巻の話じゃないだろうかと。


自転車競技部に入部した
主人公・小野田は、
入部当日にいきなり
一年生対抗レースに出るはめになります。

もちろん、小野田の愛車はママチャリ。


どうしてもスポーツ専門の乗り物、
ロードレーサーには
速さではかなわないんです。


最初は意気揚々と走る小野田も、
皆に置いていかれ、その差に絶望し
リタイヤしかけてしまいます。



そこに
部長が用意していたロードレーサが届き、

小野田は憧れである
同じ一年生で経験者の今泉と鳴子に
追いつくため、
一緒に走るため
最後尾からペダルをもう一度回し始めます。



ここからですよ。

おもしろいのは!!



初心者の小野田は、
初めて乗るロードレーサーを乗りこなし、

先輩たちが驚くほどの力を発揮していきます。


3巻では

絶望的な最後尾で再スタートした小野田は
本来スピードの落ちる坂を登る山岳ステージで
脅威のスピードを出し
前にいた1年生2人を抜き去り、


ついに



はるか
前方を走っていた(8分もタイム差があった)
今泉と鳴子に、
追いつきます。



その追いついたときの
感動っといったら、

そらもうないですよ。



「今泉くん!!鳴子くん!!」


「追いついたよ!!」


「一緒に走ろう!!」



小野田は嬉しくて
泣きながら笑いながらそう言います。


この小野田の喜びが
すごい伝わってきて、

気持ちがうわーって
盛り上がります。


で、
こんないいところで
4巻に続くんですよ(笑)



4巻では
ついに一年生対抗レースの決着が着きます。

この盛り上がりがなんともいえません。


小野田すごいんだもん。



ものっそ早く色々なものを吸収し
成長してく。


見ていてどきどきわくわくさせてくれます。


マンガってやっぱこうでないと。

これぞマンガですよ。


漫画の基本であるこのどきどきわくわくを
感じさせてくれるから。

だから自分はこの弱虫ペダルに
はまったんだろうなぁ。


4巻でわかる決着は
ここでは伏せておきますので(笑)

皆さんお読みになって
結果を知ってください(笑)





えー次回は

私がこのマンガについて
語り足りないので(笑)


もう自己中心的になってしまいそうだけど
書かずにいられないから書いちゃうもんね

的な、


主に感想というか
思ったことについて
書いていきます。


内容知らない人は読んでも
わからないかもしれませんが・・・すいません。


溢れんばかりの愛を感じていただけたら
幸いです(笑)


オタクっぷりを発揮しそうで、
皆にひかれそうで今から不安でいっぱいです(笑)

いやもう
オタクなのはバレバレか・・・。

パティスリーMON 見所

2010-03-13 00:18:05 | 見所紹介
みなさまこんにちは。
風来です。


さて、
前回に引き続き
パティスリーMONのご紹介、見所編に
行きたいと思います。



私が好きなのは5巻ですね。


主人公音女が、
自分の好きな人が彼だとわかるシーンです。



ここで大事なとこは、

音女がそれを言葉にしないことです。



「わたし、彼が好きなんだわ!!」



なんて台詞、一言もありません。

でも、
きっと読んでる読者は、気づくはず。
音女が恋を自覚した瞬間に。


うーん。
マンガのよいところってこういうところですよね。


小説と違って
絵のみで感情を表現する。


小説は言葉を用いるので当たり前なんですが。
でも小説も、はっきりと心情を書かずに、
風景の情景に心情を重ねたりして
暗に見せたりしますしね。



マンガは言葉と絵を持ち合わせているから、
そこが強みですよね。


言葉だけでも印象に残る名台詞があったり。

絵だけでも印象に残るシーンがあったり。




話がそれましたが(笑)


音女の気持ちを、
そんな風に表現したシーンはお気に入りです。




あとは
個人的にきら先生を漫画家として
すげぇなぁと尊敬してまして(笑)



マンガ用語になってしまいますが、
きら先生って、あんまりトーン使わないんですよね。


だから、
なんも考えず、マンガ開いたら
白いです(笑)


でも読んでるときに
そんなの気づかないし気にならないんですよ。

それだけマンガに集中させる
ストーリーや間の取り方。

白く見えても
背景はきちんと書き込まれてるし。


うん、


やっぱきら先生すごい。




少女マンガっていうと、
きらきら華やかなイメージですが、

そういうの苦手な人も
読みやすいのではないでしょうか。



あとは
今、恋愛中の女子の方(笑)
共感しやすくて読みやすいかもしれません。

女性の気持ちを勉強したい男性にも
お勧めです(笑)



あんまりネタばれのない
内容でしたね(笑)



余談ですが、
ちなみに私は
大門とツッチーだったら、
大門派です(笑)


双子派とかいるのかな・・(笑)
いいやつらだから好きですけどね♪



内容知らないとわからないって(笑)





次回は
最近はまってる少年マンガについて書こうかと。

やはりはまってるものの方が、
書きやすい気がしまして(笑)


熱く語ってしまおうかと思っています。

おおきく振りかぶって 見所

2010-03-01 01:03:00 | 見所紹介
みなさまこんにちは。


では今回は
おおきく振りかぶって(以下おおふりと略します)
見所というか、好きなシーンを
紹介しようかと。


1巻より。


「だってお前、がんばってんだもん!!」




主人公・三橋は中学校のとき
ひいきでエースピッチャーだった。

それは本人もひいきであったとわかっていたが、
三橋はたとえチームが負けてしまう試合でも
マウンドを譲れなかった。


投げるのが大好きだったから。


そしてそこにしか 
自分の居場所はなかったから。


三橋は中学時代ひいきでエースをやっていたことから、
周りからいじめられていた。


無視されていた三橋にとって、
試合でピッチャーをすることは、
唯一自分の存在が認められていることだったから。

そんな野球をしてきてしまったことを、
三橋は負い目として感じていた。

そして高校に入ったものの、
三橋はあいかわらず卑屈で弱気。


そんな三橋を、
本当は努力家で実力もあると知った
キャッチャーの阿部が、
三橋を認めた言葉。



(こいつはこんなに努力してんのに)

(こんだけ投げても自信持てないんだ。)

(こんなに努力してる男を理解しないまま
チームから追い出したんだ!!)


そうわかった阿部は。


「お前はいい投手だよ」


「投手としてじゃなくてもオレはお前が好きだよ!」


「だってお前がんばってんだもん!」



この言葉をきっかけに、

三橋は自信を少し持ち、

阿部はキャッチャーとしての投手のために
力になりたい、という気持ちを持ちはじめます。


そんな物語が動き始める
ワンシーン。




いい。
いいですね。こういうストレートな言葉!!

クールというか、見た目は熱血な感じじゃないんですよ。阿部も。


でも熱い男じゃないですか!!

こういうのに
オタクな女子は弱いんだから!!(笑)



うわさの阿部表紙。

  





個人的には
栄口君が好きです(誰もきいてない)


彼は気のきく周りを見れる子なんですよ。
ほんといい子で、幸せになってもらいたい!!
(別に今不幸じゃないですよ 笑)


本当にいろいろなキャラいるから、
自分好みのキャラが見つかるかもしれません(笑)






まだの方はぜひご堪能あれ。
大好きな方、語り合いましょう(笑)



ちなみに最新刊表紙↓

  





次回はあの少女マンガを紹介します。

きっと誰も予測できない作品です(笑)