空と風と、月と、星。

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爆笑問題太田さんの「安倍はバカ」は、古賀さんの「I am not ABE」と同じではなかったです。筆者反省。

2015-05-04 18:07:02 | 社会
私はこの前、ブログで、おそらくテレビで言ってはダメな太田光さんの「安倍はバカ」に私は同意です
(2015-04-06)
という記事を書きました。

===============その中から、太田さんがこんなことを言っていた、というおおよその部分を抜粋。

太田光が「爆笑問題の日曜サンデー」で安倍晋三首相を繰り返し批判
livedoornews 2015年3月30日 20時25分

太田光が安倍晋三首相にバカ連呼
「何で日本を守らないの?あのバカは」
・・・・(略)
これに対し太田は、移設作業の停止を求めた沖縄県の主張は完全に正しいとの見解を示したうえで「まず安倍って言うバカ野郎は…」と批判を始めた。

これを聞いた田中は「総理大臣ですから」となだめるも、太田は「総理大臣でもバカはバカでしょ」「私は個人的にバカだと思っていますけど」と“バカ”を連発。

・・・・(略)

田中が「ということで。バカは言い過ぎましたけども」と、まとめようとすると太田は「言い過ぎてねえよ!」と、最後まで怒りをぶちまけていた。


=================抜粋おわり。


その後、4月18日に、安倍首相の主催で「桜を見る会」が実施されたのですが、
著名人や芸能人など、1万5000人が参加したそうです。

その中で、楽しそうに安倍首相と写真に納まっている、爆笑問題の太田さんの姿がありました。
私は混乱しました。
芸人はしたたかなところがあるので、「あいつはバカ」と言っても、招待されれば行きますわ、
でも内心は違いますがね、みたいなのを想像していたのですが・・・
どうも、そうでもなさそうな・・。


桜を見る会が終わった後の、太田光さんの奥様の太田光代さんの呟きを見ました。

おおよその呟きを抜粋、転載。ここから。古い→新しい順

4月19日
首相主催の花見に行っては、いけませんでしたの。自分で交通費負担して、花見をしただけです。私は。後の仕事がありましたので、お先に失礼いたしました。夫は首相に、番組への再度の出演をお願いし、首相も、呼んでくださいと仰いました。普通の会話です。

4月19日
これは常識と認識しています。

4月19日
昨日の私も一昨日の私も、今日の私も同じ人間です。ロボットでも、誰かのコピーでもありません。もちろん、私は戦争反対です。今までと変わらず。戦争反対です!

花見に行ったら人格変わりますか。
桜にそんな作用があったなら、是非とも研究の対象にしたいです。

4月19日
利用活用の問題を仰る方がいるのですが、今回件に関しては、当てはまらないんです。私は経営者なのでその辺を、よくよく考えますが、ばかばか発言した夫はいけませんでした。
その過剰な言葉は以前にも言った通り、いけません。
桜の会には、その発言の前に呼ばれていて。行くと言ったのは太田です。

4月19日
その発言があったからといって、来ないでと、言わなかったのも安倍さん側です。

4月19日
だから、双方良いのではないですか。以前からこちらが言っているように、言論統制など受けたことがありません。憲法9条の本を出したときは小泉さんでしたが、発禁になったわけもなく、桜の会に伺いました。

4月19日
なんで、桜を見に行っただけで、皆さんに、なんだかんだを言われる意味が分かりません。

まして、なんで、夫婦喧嘩に。

4月19日
家庭も、国も、平和が大切です。争いが嫌いな私が望むこと。

4月20日
爆笑問題のネタは社会風刺です。日本に昔は多かったネタの手法です。今はあまりその手法がないので特殊扱いされますが。

社会風刺は政治的な部分も、多くネタにします。
政治で起きることをネタにします。活用しています。

4月20日
安倍さんに利用されたと言われても、お互い様なことがあります。
私としては、その手の利用に違和感を覚えません。お互いに持ちつ持たれつの関係としか思えません。

4月20日
桜の会で、私たちがいた場所はテレビカメラはいつも狙えましたが、写真の撮影ポイントではなかった。安倍さんが、ここで一枚と、戻って来て撮った写真です。安倍さんの自主的な狙いに対し、期待に応えるのはゲストの役目でと、私は思っています。

4月20日
この写真、私は好きです。

他国で首相の立場の人が、民間人に囲まれ桜の木の下で、このような1日があるのでしょうか。民間人に囲まれてです。

桜の会は、今年で60回だとか。
小泉さんのときも、先日の安倍さんのときも、いい写真でした。
(※安倍首相と爆笑問題、太田光代さんがにこやかに写っている写真)

4月21日
これはね、飽くまで私の個人的な考えです。
今年の桜の会は大成功なのでは。奇しくも。互いに。




まず、太田さんが安倍首相主催の「桜を見る会」に行ったというニュース画像を見たときの私の気分ですが、
「なんで行ったんだ!」と思いました。
あれだけ、バカバカ言っておいて、ですよ。
行かないでしょ、行っちゃダメでしょ、と思いました。


というよりも要するに、

「安倍っていう馬鹿野郎は・・」という発言をした太田さんを、「私たちの味方だ!」と思い込んだ私が馬鹿だったのです。
としか、言いようがありません。

太田光代さんのツイートに、桜を見る会の少し前のつぶやきに、とても気になるものがありました。
下に転載。

4月5日
バカ=馬鹿。うましかと書きます。この使い方について。
誰に対しても、真剣に自身が意見を言っているときに使う言葉ではない。
ふざけているなら、或いは一部の人に対してなら褒め言葉です。


ふざけているなら、或いは一部の人に対してなら褒め言葉です。

この言葉が、全てを物語っているような気がします。
太田さんは、安倍さんとお友達なのではないか、じゃれ合っている気分で、
「安倍っている馬鹿野郎は・・」という言葉が出てきたのでしょう。

そして安倍首相は、「いいんだよ、オレのこと『馬鹿』って言ったくらいでさ」
と余裕で笑ってみせる、いい人、みたいになってしまった。

私は、爆笑問題の二人のボケと突っ込みや、太田さんの言葉が面白いときがあるので、
今回のことで、嫌いになったりはしません。これからも、ファンです。
でも、お笑い芸人に、「権力を本気でおちょくる(揶揄する)ことを期待するのは無理だ」
ということを思い知りました。
チャールズ・チャップリンの「独裁者」は考えさせられつつも、とても笑える映画ですが、
ああいうのを日本のお笑いに期待する方が無理なのです。
期待した私が、間違っていました。



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