2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

新型インフルエンザの「重症患者の臨床像」(WHOより)

2009-10-26 00:59:40 | 新型インフルエンザ
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/2009who/WHO_brief13.html

上記からの抜粋

「世界的に新型H1N1ウイルスに感染したほとんどの症例では、たとえ薬剤を使用しなくても合併症もなく一週間以内に完全に回復していることが確認された。」

「新しいH1N1ウイルスが直接重症肺炎の原因となりうることが確認された」

「重症患者では、一般的に発症して3-5日に悪化し始める。悪化は急速で、多くの患者では24時間以内に呼吸器不全に進行、ICU入室が必要となる。入院に際して、大部分の患者は人呼吸器管理が必要となる。一部の患者では人工呼吸器管理にあまり反応せず、さらに治療が困難となる。」

「ウイルスによる肺炎に加えて、細菌の共感染が重症化や急速に進行する点に関与している可能性に関するエビデンスが示された。細菌としては、肺炎球菌およびMRSAを含む黄色ブドウ球菌が多く報告されていた。」

「重症化、死亡する最もリスクの高いグループとして、妊婦、特に第3期、二歳以下の小児、喘息を含む慢性肺疾患を有する患者の3つのグループ」

肺炎球菌に関するワクチンがあったと思うが、日本では量が少なく、必要な人にしか接種されない。
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