「震災と社会」シリーズの1冊である本書の目的は、「将来の地震に対して、いかに液状化の被害を軽減する」ことである。
著者は、神奈川、東京及び千葉の臨海コンビナートでの地盤の液状化、長周期地震動による石油タンク火災及び津波を心配している。東京湾で火災などが発生すると、航路の大幅な制限、12箇所ある火力発電所の運転停止による電力不足の恐れがあるという(121から122ページ)。
昨年の震災時には、千葉県浦安市で大規模な液状化や千葉港でのコンビナート火災が実際に起きている。早急な対策が必要であるのは、言うまでもない。
5月30日読了。
著者は、神奈川、東京及び千葉の臨海コンビナートでの地盤の液状化、長周期地震動による石油タンク火災及び津波を心配している。東京湾で火災などが発生すると、航路の大幅な制限、12箇所ある火力発電所の運転停止による電力不足の恐れがあるという(121から122ページ)。
昨年の震災時には、千葉県浦安市で大規模な液状化や千葉港でのコンビナート火災が実際に起きている。早急な対策が必要であるのは、言うまでもない。
5月30日読了。