
~コブクロ 2nd Live☆Rally 2002 "grapefruits"~
高松市立市民会館ツアーの初日でした。
現在のバンドメンバーと一緒のツアーの始まりでした。
この日は二つの大切な、そして嬉しい命の誕生がありました。
ひとつはドラムのまーちゃんがリハーサル中にご長男が生まれて初めてのパパになったこと。みんなでおめでとうをいいました。
のちに発売されたオフィシャルブックに当時のバンマスりおさんが「今までで一番印象的だったしエピソードは?」という質問にコブクロのツアーに初参加となった高松で長年の戦友桜井(まーちゃん)の長男誕生の報を聞いた直後リハで最初の「太陽」を演奏しなら涙が止まらなかったこと。と紹介されていて、それを見て泣きました。
もう一つはアンコールの一曲目に「さっきまで楽屋で歌詞を書いていて、できたばかりの曲です。どこでも歌ってない曲です。まだタイトルも決まっていないけどライブで歌いたくて…」と小渕さん。
黒田さんには椅子と譜面台が用意され、小渕さんのギターとハーモニカ(ブルースハープ?っていうのかなあ?)で始まった切ないイントロ。
♪愛する人よ そこから何が見えるの 愛する人よ どこから僕を見てるの 小さくうなずいていつも僕を許すんだね
愛する人よ 何を歌えば君に届くの・・・♪
と黒田さんが歌ったところで、会場から自然にわーっていう歓声や拍手、指笛が起こりました。私は涙があふれてきて鳥肌が立ちました。
終わった後も鳴りやまない拍手。
小渕さんは「愛する人よ何を歌えば君に届くのって歌ったところでわーって歓声が上がる様なことあんなこと初めてだった」
黒田さんは「お願いだから直前まで歌詞を変えないでほしい。でもさっきのすごかったなあなんか初めてにしてピークを迎えた感じ。今のレコーディングしとけばよかったなあ」って話されたと思います。
ライブでは初めて歌われたというのに、堂々としていて伸びやかで・・・。ストリートで鍛え上げられた実力を感じました。
この曲は翌年4月「宝島」のカップリング曲「愛する人よ」になって発売されました。
発売されたCDを聴くと、ところどころ歌詞が変わっているようでした。
当時ライブから帰ってから書いたメモを見ると「締めすぎてた靴の紐をそっとほどいてくれる」みたいな歌詞や「窓の外に暗闇が張り付いた・・」のような歌詞もありました。
(初めて聴いたこの日の歌詞のほうが力強い感じを受けました)
「甘い甘いケーキを焼いてくれた」という歌詞はなかったと思います。
この曲を初めて聴いた時、愛する人=恋人と思っていました。ラブソングと思いました。
だけど今、子供が思春期を迎え、子供のことを想う気持ちがうまく伝わらないことがあります。「お母さんはこんなに心配しているのに」と思っても本当にどう考えているのか、元気をなくして希望を見失った時、どうやったら元気になるのかなあと悩んだり、誕生日でもクリスマスでもないのに大好きなケーキを買ってみたり・・・。
子供に見ていないところで涙を流したり。激しくぶつかり合ったり・・・。
暗くて長いトンネルと思っていたけどやっと最近少し光が見えてきました。季節も夏から秋、冬になっていました。
母親と子供の掛け合いの曲のように私には聴こえます。
全部自分の気持に置き換えられる一曲だなあって。
聴く人によって「愛する人よ」は誰なのか違うのだと思います。
むしろ違っていいのかなあって。
この日は「コブクロからのクリスマスプレゼントです」と、クリスマスイブに発売予定の、時々ここでも話題になる「雪の降らない街」の絵本も紹介されました。(まだ中身は印刷されていませんでした)
外に出ると本当に寒い寒い12月の高松でしたが駅への帰り道はこの日のライブの余韻でとても心は温かでした。
今はもうなくなってしまった高松市民会館の夜のお話でした。
まーちゃんのご長男君と「愛する人よ」7歳のお誕生日おめでとう。
翌年4月のライブでまーちゃんがお子さんの名前を生まれた日のライブの曲がとても印象にのここったので…ということで名前をつけましたと報告がありました。懐かしいです。
最後にこの日のセットリストです。
太陽 / GRAPEFRUITS DAYS / 新しい場所 / 彼女 / 光 / DOOR / Ring / 遠くで・・ / YELL~エール~
翼よあれが巴里の灯だ / 願いの詩 / 風 / The Big Man’s Blues / 小渕君の犬のうた / Moon Light Party / 神風
アンコール⇒ 新曲(後の愛する人よ) / 雪の降らない街
ダブルアンコール⇒ 轍-わだち-
贅沢なセットリストですね。
高松市立市民会館ツアーの初日でした。
現在のバンドメンバーと一緒のツアーの始まりでした。
この日は二つの大切な、そして嬉しい命の誕生がありました。
ひとつはドラムのまーちゃんがリハーサル中にご長男が生まれて初めてのパパになったこと。みんなでおめでとうをいいました。
のちに発売されたオフィシャルブックに当時のバンマスりおさんが「今までで一番印象的だったしエピソードは?」という質問にコブクロのツアーに初参加となった高松で長年の戦友桜井(まーちゃん)の長男誕生の報を聞いた直後リハで最初の「太陽」を演奏しなら涙が止まらなかったこと。と紹介されていて、それを見て泣きました。
もう一つはアンコールの一曲目に「さっきまで楽屋で歌詞を書いていて、できたばかりの曲です。どこでも歌ってない曲です。まだタイトルも決まっていないけどライブで歌いたくて…」と小渕さん。
黒田さんには椅子と譜面台が用意され、小渕さんのギターとハーモニカ(ブルースハープ?っていうのかなあ?)で始まった切ないイントロ。
♪愛する人よ そこから何が見えるの 愛する人よ どこから僕を見てるの 小さくうなずいていつも僕を許すんだね
愛する人よ 何を歌えば君に届くの・・・♪
と黒田さんが歌ったところで、会場から自然にわーっていう歓声や拍手、指笛が起こりました。私は涙があふれてきて鳥肌が立ちました。
終わった後も鳴りやまない拍手。
小渕さんは「愛する人よ何を歌えば君に届くのって歌ったところでわーって歓声が上がる様なことあんなこと初めてだった」
黒田さんは「お願いだから直前まで歌詞を変えないでほしい。でもさっきのすごかったなあなんか初めてにしてピークを迎えた感じ。今のレコーディングしとけばよかったなあ」って話されたと思います。
ライブでは初めて歌われたというのに、堂々としていて伸びやかで・・・。ストリートで鍛え上げられた実力を感じました。
この曲は翌年4月「宝島」のカップリング曲「愛する人よ」になって発売されました。
発売されたCDを聴くと、ところどころ歌詞が変わっているようでした。
当時ライブから帰ってから書いたメモを見ると「締めすぎてた靴の紐をそっとほどいてくれる」みたいな歌詞や「窓の外に暗闇が張り付いた・・」のような歌詞もありました。
(初めて聴いたこの日の歌詞のほうが力強い感じを受けました)
「甘い甘いケーキを焼いてくれた」という歌詞はなかったと思います。
この曲を初めて聴いた時、愛する人=恋人と思っていました。ラブソングと思いました。
だけど今、子供が思春期を迎え、子供のことを想う気持ちがうまく伝わらないことがあります。「お母さんはこんなに心配しているのに」と思っても本当にどう考えているのか、元気をなくして希望を見失った時、どうやったら元気になるのかなあと悩んだり、誕生日でもクリスマスでもないのに大好きなケーキを買ってみたり・・・。
子供に見ていないところで涙を流したり。激しくぶつかり合ったり・・・。
暗くて長いトンネルと思っていたけどやっと最近少し光が見えてきました。季節も夏から秋、冬になっていました。
母親と子供の掛け合いの曲のように私には聴こえます。
全部自分の気持に置き換えられる一曲だなあって。
聴く人によって「愛する人よ」は誰なのか違うのだと思います。
むしろ違っていいのかなあって。
この日は「コブクロからのクリスマスプレゼントです」と、クリスマスイブに発売予定の、時々ここでも話題になる「雪の降らない街」の絵本も紹介されました。(まだ中身は印刷されていませんでした)
外に出ると本当に寒い寒い12月の高松でしたが駅への帰り道はこの日のライブの余韻でとても心は温かでした。
今はもうなくなってしまった高松市民会館の夜のお話でした。
まーちゃんのご長男君と「愛する人よ」7歳のお誕生日おめでとう。
翌年4月のライブでまーちゃんがお子さんの名前を生まれた日のライブの曲がとても印象にのここったので…ということで名前をつけましたと報告がありました。懐かしいです。
最後にこの日のセットリストです。
太陽 / GRAPEFRUITS DAYS / 新しい場所 / 彼女 / 光 / DOOR / Ring / 遠くで・・ / YELL~エール~
翼よあれが巴里の灯だ / 願いの詩 / 風 / The Big Man’s Blues / 小渕君の犬のうた / Moon Light Party / 神風
アンコール⇒ 新曲(後の愛する人よ) / 雪の降らない街
ダブルアンコール⇒ 轍-わだち-
贅沢なセットリストですね。
ライブでの素敵な話毎回楽しみにしています。私がこの曲を初めて聴いたのが新見でのライブだったと思います。
私も息子たちが思春期の頃、きっと同じように感じるのかもしれないな・・・と思いました。
親からの愛情って思い出してみると、感じているようで感じていない・・・わかっているようでわかっていなかった気がします。でも、いざ自分が家庭を持って子供を育てていると、両親を尊敬するしどれだけ愛されていたか身にしみてわかりました。私も、子供たちに愛情いっぱいに子育てして、いつか息子たちが家庭をもった時に「愛されていたなぁ」と思ってくれるよう頑張ろうと思います。
きょうちゃんはいつもいつも良い場面に遭遇していて良かったな~って思います。
「愛する人よ」を歌った後の小渕君と黒田君の言葉凄いですね!
黒田君の言葉は笑いながらも感心しちゃいました!
またその場にいた皆さんの拍手私も聞いてみたかったです!
~~~~~
「愛する人よ」
その人その人によっていろんな人生があり同じ人生はないのだから、一つの作品を聞いていて感じ方もやっぱり違いますよね。
今きょうちゃんの記事を読んで改めて(なるほど!)って思いました。
~~~~~
それと子育て。
上のきょうこさんのコメントを読んでいて
”いつか息子たちが家庭をもった時に「愛されていたなぁ」と思ってくれるよう頑張ろう!って。
私も一生懸命育てたつもりでも子供達にとっては疑問符があるようですが、でも絶対子供を大切にしてきたので「いつか!きっと!」そんな想いがあります。
人間の億ぐらいある記憶を、子供達も歳を重ねる度に思い出す事も多いと思います。
その度に親から子への想いが絶対伝わると信じています!
きょうちゃん、悩んで子育てした方が一生懸命子供を想っているのではないでしょうか?
親にとって自信のある子や心配の無い子って親にとっては素晴らしいけど子供の本心はどうなんでしょう?
自分に置き換えて考えても、自分の事を一生懸命考えてくれてるお母さんの方が嬉しいと想います。
お互いがんばろうね!
今のわたしにとって「愛する人よ」は母を想う曲です。
息子さんのこと、光が見えてきた様子よかったですね。
子どもの一番の応援団長はなんと言っても母親ですものね。時には明るく元気よく、時には静かに見守りましょう。大きな声で、心の中でエールを送り続けましょう。
一歩ずつ少しずつ、休み休みでも前を向くことをやめなければ大丈夫ですよ。ね、、、。
懐かしいです。
るっぺさんたくさんコメントを書いてくださってありがとう。
”いつか息子たちが家庭をもった時に「愛されていたなぁ」と思ってくれるよう頑張ろう!って。・・くじけそうになったら私も思い出します。
心さんいつもありがとうございました。
一ヶ月間何もやる気のなかった子でしたが、急に勉強や運動をやる気になってきて今短い時間だけどお休みせずに行っています。
教室に入るのはもう少し先のようですが、経験のあるお母さんが言われた、ゆっくり待つこと。その子のことをよく観察して感じ取ること。すべての時間がその子にとって大切かつ必要な時間などの言葉を今更ながら、本当にそうだなあって思います。
出口のないトンネルはないですよね?
出口がなかったらただの洞窟ですもんね!
愛する人よなんだかもう懐かしい感じがしますね。
また生で聴きたいなあ。