春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

再会とわかれ

2014年08月17日 | 想うこと感じたこと
夕方買い物にいき、駐車場に向かっていると「せんせい」って呼ばれた。

「せんせい」って誰?と顔を上げると、久々に会う女の子でした。

教室にいきづらい生徒さんに関わるお手伝いを昨年くらいから、できるときにしています。

中学に行けば、教員じゃなくても、「せんせい」ってよばれます。

「ずいぶんやせたなあ。元気に高校いってるんじゃってな。

同じ高校に行っている〓〓さんは、どう?」と聞くと

「あ~〓〓ちゃん。いきょーるよ」

「あーよかった。また遊びにおいでよ」

と手を振り別れました。




教室に向かおうとすると、足に鉛がついたように、重たくなって、どうしても入れなくて、二人で廊下に座り、こっそり英語の授業をきいたりしたことがありました。

「うち、高校いかん」と泣いていたときもありました。


私立の高校も県立の高校も合格したってきいたとき、ほんとに嬉しかった。

外の窓から別室の勉強する部屋にはいらせてあげたこともありました。


今は毎日登校して、大好きなクラブに入ってるって風の噂で聞いていました。

元気そうな笑顔をみて、わかれた後、涙が出てきました。

つらい思いをした分、きっと強くなってくれると思いました。



以前は中学生はあまり得意じゃなかったけど、いまはかわいいです。


学校が、生きてることがたのしいな!とみんなにおもってもらいたいなとおもっています。

こんな私でも必要としてくれる人がいるのは、ほんとにうれしいし、ちりとてちんのおじいちゃんの言葉のように「悩んだことも苦しんだことも、いつかきれいな模様になって出てくる」という言葉を実感しています。

ニュースでは、岡山県の不登校の生徒の数が減った。と言っていましたが、登校しても、教室に入れなくて、保健室や別室ですごしている生徒さんもいることを、そして、その生徒さんと一緒によりそってくれる、養護教諭の先生 不登校支援員 学生ボランティア地域のボランティアさんがいてくれることも知ってほしいです。

担任じゃなくても、時間があれば一緒に勉強したり、話をしたり、給食を一緒に食べてくれる、先生もいます。

二年続けて卒業式のあと、保健室や別室登校の生徒さんが、卒業式に参加できて涙を流しながら、保健室に挨拶にきてくれた姿を見させてもらいました。
髪を染めていて、そのままでは式に入れないの子に急遽スプレーで黒髪にしてあげている先生もいらっしゃいました。

そして多くの生徒さんが高校から、元気に通えている状況です。
中には保健室の先生に助けられ、保健室は大切ない場所だった。という女の子の生徒さんは今、養護教諭をめざし、今年大学に入りました。

生徒さんから教えてもらったこと。たくさんあります。

もう一度中学生からやりなおせたらなあと、いつも思います。
今度は勉強もっとがんばるのになあって。







私事ですが、この夏休み中、義父が亡くなり、お見送りをすませてきました。

寝ている間にそのまま。だったようで、お葬式もなごやかで、人生を生き抜き大往生というのは、幸せなことだなあっておもいました。

戦争にも行った義父、きっとつらい経験もたくさんあったと思います。

天国で父にあったら、よろしくいってください。

出来の悪い嫁ですみませんでした。

とメッセージカードに書いてお棺にいれてもらいました。

わたしも神様の決めたゴールはいつかは、知らないけど、悔いの残らないようにしようって、思うようになりました。
毎日大切に生きていきましょう。

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