(旧国道18号線碓氷峠の184号カーブ)
今年2回目の碓氷峠の登りでのタイムアタックで自己記録を一気に5分更新しました。
自分でもびっくりです。
最近のトラックレース短距離種目のための、短時間で集中、高強度の練習の効果が出ているのでしょうか?
しかし、それだけでなく使用する機材が昔と違うという点もあると思います。
1980年代、私が二十歳代の頃の愛車、ミヤタのクロモリフレームのロードです。
13T~22Tの後ろ7段変速です。フロントのインナーギアが42Tです。
42T÷22T=1.90倍、が一番軽いギアです。
現在は12T~28Tの10段変速(シマノのミドルグレードパーツなので11段ではなく10段です)、フロントインナーが34Tです。
インナーローが、34T÷28T=1.21倍です。
フロントアウターが50Tなので、50T÷28T=1.78倍、なんと昔のロードのインナーローは今のロードのアウターローよりギア比が高いのですよ…
こんな重いギアでよく走っていました。
(鉄道文化財の眼鏡橋)
今回は、アウターギアだけで登りきるとかの意地は捨てて、コース状況と体力に合った適正ギアを選択して登りました。
ただし、体力の理限界近くまで頑張ったことも確かです。
ゴールした時は、足が攣りそうでした。
80年代は、一流選手も含めた自転車選手全員が、重いギアでトルクをかけて坂道を登っていました。
ツール・ド・フランス5回優勝の、フランスの英雄ベルナール・イノーは当時、膝の痛みに苦しんでいたとのことです。
実は私も当時そうでしたが、今は深刻な膝の痛みはありません。
本当に楽になりました。私は今年61歳になりますが、今回のタイムは、20歳~30歳の頃より4分近く早いのです。
自分でもびっくりしました。
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