軽井沢バイシクルライフ

10年以上のブランクの後現役復帰した中年サイクリストの活動と昔話

1980年代のロードレーサーの仕組み

2018-11-27 21:58:54 | 日記

以前紹介した私が二十歳代の頃乗っていたミヤタのロードレーサーです。
フレーム単体で購入して、パーツは予算と好みで買い集めて作りましたが、改めて今とどれぐらい違うのか比較してみたいと思います。
・ホイール:チューブラーです。リムはマビック、完組ホイールはない時代で手組です。ハブはシマノデュラエースです。スポークは36本もあります。
重いのではないか?いや、チューブラーはリムもタイヤも軽いです。軽快な加速と乗り心地は何とも言えません。

・リア変速システム:フリーギア、リアデュレイラー共にシマノデュラエースですが7段変速です。よろしでしょうか、デュラエースでさえ7段ですよ!
ギヤ比13×14×15×16×18×20×22という構成です。
しかしそれ以前は5段かせいぜい6段ですから、7段が出た時は画期的だったのです。現在は10段でも中級モデル、105以上は11段、カンパニョーロではついに12段が出てしまいました。
なお、変速機は当初はサンツアーサイクロンマークⅡというのがついてました。お若い方はサンツアー知らないかもしれません。サイクロンはサンツアー(前田製作所)の上級モデルで優れた変速機でした。しかしマークⅡはスプリングに難がありデュラエースに交換しました。
フロント変速システム:写真はありませんがスギノマイティコンペ50T×42Tです。一番軽くて42T×22Tかなりのクロスレシオ?いやいや当時としては軽い方だと思います。よく乗っていたと思います。フロントデュレイラーはサイクロンマークⅡのままです。
シフトレバーはダウンチューブに直付けです。ハンドル部分のレバーはブレーキ操作しかできません。

ペダルはビンディングではなくトウクリップ&ストラップです。
その他ブレーキのワイヤー類はハンドルの上に飛び出てましてうるさいですね。
変速システム、ビンディングペダル、ワイヤー類の処理等圧倒的に進歩した現在の方が良いと思います。
しかし、足回りについてはクリンチャータイヤの進歩は認めますが、やはり使い勝手に問題はあってもチューブラータイヤが快適だと思います。
それは面倒ですよ。何しろ接着剤でタイヤをくっつけるのですから。
考えてみれば原始的な方法ですね。
フレームについては、私はまだカーボンは使ったことがないので何とも言えません。
釣りもやっていますがカーボンの竿は本当に軽くて使いやすい!グラスファイバーの竿とは比較になりません。
しかし、カーボンの竿はグラスファイバーよりも折れやすいという傾向があるように思います。
そのような経験から、どうしても高いお金を出してカーボンフレームを使おうという気持ちが起こらないのです…
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