以前紹介した私が二十歳代の頃乗っていたミヤタのロードレーサーです。
フレーム単体で購入して、パーツは予算と好みで買い集めて作りましたが、改めて今とどれぐらい違うのか比較してみたいと思います。
・ホイール:チューブラーです。リムはマビック、完組ホイールはない時代で手組です。ハブはシマノデュラエースです。スポークは36本もあります。
重いのではないか?いや、チューブラーはリムもタイヤも軽いです。軽快な加速と乗り心地は何とも言えません。
・リア変速システム:フリーギア、リアデュレイラー共にシマノデュラエースですが7段変速です。よろしでしょうか、デュラエースでさえ7段ですよ!
ギヤ比13×14×15×16×18×20×22という構成です。
しかしそれ以前は5段かせいぜい6段ですから、7段が出た時は画期的だったのです。現在は10段でも中級モデル、105以上は11段、カンパニョーロではついに12段が出てしまいました。
なお、変速機は当初はサンツアーサイクロンマークⅡというのがついてました。お若い方はサンツアー知らないかもしれません。サイクロンはサンツアー(前田製作所)の上級モデルで優れた変速機でした。しかしマークⅡはスプリングに難がありデュラエースに交換しました。
フロント変速システム:写真はありませんがスギノマイティコンペ50T×42Tです。一番軽くて42T×22Tかなりのクロスレシオ?いやいや当時としては軽い方だと思います。よく乗っていたと思います。フロントデュレイラーはサイクロンマークⅡのままです。
シフトレバーはダウンチューブに直付けです。ハンドル部分のレバーはブレーキ操作しかできません。
ペダルはビンディングではなくトウクリップ&ストラップです。
その他ブレーキのワイヤー類はハンドルの上に飛び出てましてうるさいですね。
変速システム、ビンディングペダル、ワイヤー類の処理等圧倒的に進歩した現在の方が良いと思います。
しかし、足回りについてはクリンチャータイヤの進歩は認めますが、やはり使い勝手に問題はあってもチューブラータイヤが快適だと思います。
それは面倒ですよ。何しろ接着剤でタイヤをくっつけるのですから。
考えてみれば原始的な方法ですね。
フレームについては、私はまだカーボンは使ったことがないので何とも言えません。
釣りもやっていますがカーボンの竿は本当に軽くて使いやすい!グラスファイバーの竿とは比較になりません。
しかし、カーボンの竿はグラスファイバーよりも折れやすいという傾向があるように思います。
そのような経験から、どうしても高いお金を出してカーボンフレームを使おうという気持ちが起こらないのです…
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