昔の自転車の紹介は何度もしているが、あんたは、今はどんな自転車に乗ってるんだ?
という声が聞こえてきそうなので現在の愛車を紹介させていただきますが、自慢できるような高級車ではなく、ご覧の通りエントリーモデルに毛が生えた程度のものです。
GIOSの普及版ロードです。
メカはシマノティアグラ、10速です。
シマノの上級パーツは11速ですが、私には10速でも十分です。
何せ以前は7速に乗っていたのですから。まして高校生の頃に乗っていたのは5速です。
ホイールは知りあいの方から、アルティグラのチューブレス対応のホイールを譲っていただいたので、購入時に付いていた重いホイールと交換しました。
(チューブレス対応のリムですが、今のところはクリンチャータイヤを使用しています)
サドルはさすがに普及版に付いていたのはダメでした。前立腺がんのリスク回避のために、トライアスリートはともかく、ロード乗りの人はあまり使わないであろうタイプのサドルに交換しました。
慣れてしまえば問題はありません。会陰部へのストレスはだいぶ軽減できていると思います。
ところでイタリアンブランドのGIOSもフレームはメイドイン台湾です。
フレームを逆さにするとMADE IN TAIWANと見事に表示されています。
しかし、これはコルナゴやビアンキの普及版も同様です。
自慢できる自転車ではありませんが、上を見ればきりがないので、こんなところで十分と考えています。
なぜGIOSを選んだのか?その理由はいかにもイタリアらしいブルーのフレームが好きだからです。
昨年までは、コロンビア籍のプロコンチネンタルチームのマンサナポストボンがGIOSを使用していましたが、解散したのか2020年の活動はないようです。
(創業者はベルリンオリンピックのロードレースイタリア代表だったため五輪マーク付いています)
一昨年でしたかブエルタ・イスパーニャにマンサナポストボンチームが参加していた時はうれしかっですね。
自分の乗っているのと同じメーカーのフレームがグランツールを走っていたのですから。
GIOSも今は高い評価は受けていませんがかつては、ベルギーの名選手ロジェ・デ・フラミンクのチームが使用していました。
パリ・ルーベやミラノ・サンレモ等モニュメントと言われるクラシックレースで11勝もした大選手が乗っていたのですからたいしたものです。
80年代のミヤタと同じでGIOSにも栄光の日々がありました。