悠翠徒然

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前衛書の展覧会に行ってきました

2017-11-07 19:15:24 | Weblog


そこかしこに前衛書、、、

『前衛書あたり』しました、、、(笑)


墨の香りは、額に入っていても、大量になると独特な匂いになって漂います。

それは前衛書も古典も同じように思われますが、ちょっと違います。

体験しないと分からない匂い、、、

でも、『前衛書あたり』の原因は独特な墨の匂いではありません。

『むき出しの渇望とそのエネルギー』にあてられたのです。

丸裸になってでも、吐き出したり晒したい気持ちや訴えたい事が、多くの大人にある事実に胸がしめつけられました。

私にもあるのかもしれないけれど、平和な時代に、こんな露出のさせ方はできないだろうと思うからです。

もちろん、ポーズや形として『前衛書』と言うスタイルで書いた人もいるでしょう。

でも多くの作品は、やり場のない何か凄いものを表しているように感じました。

それは『精神の安定を求める書』としての機能を果たしていましたが、芸術とは異質の部分が多いようにも感じたのです。

山下洋輔の『肘打ち鍵盤』や、ジミヘンの『火祭りギター』をいきなり見せられ続けている感覚です。

ピークだけを捉えている作品ばかりでしたが、好きな人にはがっちりヒットするのでしょうね。

わたしにもよい刺激になりました。











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