悠翠徒然

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『アイコス』

2017-05-07 23:38:41 | Weblog
加熱式の新型タバコで今一番売れている商品名です。

私は禁煙してもう30年ほどになりますが、当時この商品があったら、紙巻きたばこから移行していたことは間違いないでしょうね。

そのあと禁煙に向かうかどうかはわからないですが、、、

この加熱式新型タバコは、法律上はタバコに属するらしく、禁煙場所では吸えないとのことです。

それでも日本ではすでに百万人の喫煙者が、加熱式新型タバコに移行したのだそうです。

国内の喫煙者は約二千万人ほどだそうなので、約5%が紙巻きたばこから移行したことになります。

でも、まだそんなに喫煙者っているんでしょうか?


火事の出火原因1位は放火ですが、2位はタバコとコンロが原因です。

タバコがその座から陥落するのもそう遠い話ではなさそうですね。

蒸気だけを吸引する商品もあるそうで、紛らわしですが、それなら禁煙場所でも吸えるようになるのかもしれません。








『電話野郎』

2017-05-07 23:15:56 | Weblog
聞きなれない言葉ですね。

古くからありそうな『野郎』ですが(笑)、どうも最近の若者が問題にしている行為をする輩を指す言葉だそうです。

その行為とは、、、

電話をかける行為、だそうです。

つまり、電話をかけて相手の貴重な時間をリアルタイムで奪うことをやめてほしいという事のようです。

ま、確かにひと昔前までは電話しかありませんでしたからね、メールやLINEでの伝達手段が登場してきた今、緊急時以外は電話かけてくるなよ、と言う気持ちはわからないでもないなぁ。

ま、電話が鳴っても出なければいいわけなんですが、相手が目上だったりするとそうもいかないという意見のようです。

『IT弱者は電話をかけて、私の時間を奪わないで!』
と言われているようにも感じますが、それだけ若者たちは忙しいのかもしれませんね。

ビジネスタイム以外の時間帯は、なるべく『電話野郎』と呼ばれないように、心がけたいものです。






割れたシンバルの使い方

2017-05-07 09:16:22 | Weblog
シンバルは高価な上に、あっさりと割れてしまう時は割れてしまうのです。

当たり前か(笑)

割れたシンバルの使い道は限られています。

割れたことによって面白い効果のサスティーンを求めて、エフェクトシンバルとして使うか、
殺人フリスビーとして使うか(笑)
紐つけてベランダにぶら下げて、鳩よけに使うかぐらいしかありません(笑)

割れた部分を削って再生シンパルとして販売することもありですが、金属疲労は全体に来ているので寿命はあまり長くはありません。

昨日入った飲み屋さんの天井を見てみるとこんな照明がありました。



分かりづらい写真ですみません。

シンバルを傘にした照明です。

いい味出してますね!

このお店、リリーフランキーが関わっているお店なのだとか。

リリーフランキーとシンバルは、それほど結びつきそうにありませんが、このアイデアに面白さを感じたことは頷けますね。

私もどこかのスタジオの照明に使ってみようかな?


戸栗美術館にて柿右衛門を鑑賞

2017-05-07 08:56:34 | Weblog
松濤にある戸栗美術館に足を運んできました。

時間つぶしに入った美術館でしたが、静謐な空気に心が癒されました。

ざっと見終わってゆったりとソファーに座っていると、見える気色がとても爽やか、、、、



絵画のような、映画のような、、、、

いつしかまどろんでしまいました。

時間つぶしに入ったはずなのに、時間が経つのをすっかり忘れてしまいました(笑)

多分先代14代柿右衛門の作品を、両親から譲り受けています。

生活に密着した作風は敷居が高くなく、日々の生活の中で活躍させたい品です。

もちろん、大切に扱っていますよ(笑)

歴代の柿右衛門作品が飾ってありました。

私は11代柿右衛門の花瓶とても思われる作品が、観賞用としてとても気に入りました。

12代は11代の作風を継承しているのですが、技巧の点で少し及ばない。

13代は頭が良かったのでしょうね、同じ轍を踏まない(笑)ように心がけたのか、作風をガラリと変えてきました。

それがいわゆる『柿右衛門の作風』でしょう。

先代の14代はそれを継承し、柿右衛門の作風を確立したように思います。

その後を継いだ現在の15代柿右衛門の作風は、11代の技巧を取り入れようとしているように感じました。

いい流れですね〜

以上は全て素人の的外れ発言です(笑)

ただ、先人の後を継ぐ者の心境はとてもよくわかります。

模倣は大切。

ただし、その模倣は新しい創造の基礎にしなければならない。

模倣は目的ではなく、模倣はあくまでも基礎。

しかし、一見模倣と思わせながらも、わかる人にはわかるように、そこに新たな創造を盛り込まねば、古いファンには認めてもらえない上に、新しいファンもつけられない。

アーティストを生業とする現代作家のジレンマがそこにあるように感じたのであります。






あ、中村不折の

2017-05-07 08:52:41 | Weblog
胸像載せ忘れました(笑)




ゴジラのトートバックにはスティックと譜面を入れてスタジオに持って行くのに重宝していますが、中村不折トートバックには字書を入れて出張指導時に持って行くことにします。

タフな作りなので、長い間重宝しそうです。

中村不折

2017-05-07 08:02:56 | Weblog
書道博物館の中庭にあった中村不折の胸像です。

若い頃はなかなかのイケメンで、年をとるとこれまたなかなかのシブいおじさまであります。

理想的ですね〜

中村不折が私財を投じて蒐集した貴重な品々は、書道博物館がある場所にあった中村不折邸の一角にあったそうです。

それが奇跡的に戦火でも焼けずに残り、なんだかんだで現在に至るとのことです。

なんだ、かんだで、、(笑)

洋画家でもあり特徴的な目立つ書体を書く中村不折には、扁額や本の挿絵なのどの仕事が沢山舞い込んでいたようです。

学芸員の話によると、重宝されていたそうです。

なるほど〜

それをものすごいスピードでどんどんこなし、売り上げた金銭で美術品を買い集めていたそうです。

半切サイズの水墨画が飾ってあったのですが、それを仕上げるのにかかった時間は数十秒だったとか!

ま、それは少しオーバーな逸話でしょうが、数分で書いた可能性は高いと思います。

なぜなら、以前10分かからずに素敵な風景画を書く映像を見たことがあるのですが、本当に早くてびっくしたことがあるからです。

書き方は完成形をイメージしておくことから始めます。
つまり頭の中でもう絵はかけているわけです。
あとは、それをキャンバスに最短方法で再現するだけなのです。

描く行程を楽しむのではなく、たくさんのイメージを形にするのが目的になると、短時間は必須です。

まして金銭がそれに比例してくるとなると、もうbot作業でしょうね。

きっと中村不折も同様な書き方だったのではないでしょうか。

さすがに洋画でそれはやらなかったと思いますが、、、、。

彼は美術品蒐集のために、自身の腕や作品をビジネスとして捉えることに躊躇しなかったのでしょう。

その考えたるや、潔し、と私は感じます。

なぜなら彼は、文字に関する大陸や朝鮮半島にある貴重な文化財を、戦争や紛争から守るという使命を感じていたからだと思うのです。

彼に買ってもらうために、美術品ディーラーは現地スタッフを沢山使って廃棄されてしまう前に収集したと思われます。

日本において、甲骨文字や青銅器に刻まれた文字、拓本などを間近で常に見られる場所はないでしょう。

それが一般入館料500円なのですから驚きです。

台東区の心意気は中村不折の心意気でもあるのかもしれませんね。

日本書道発展のために、書道博物館はなくてはならない存在です。

台東区はもっと書道博物館に予算を付けてほしいと思います。

ちなみに、書道博物館で販売していた中村不折の書体をデザインしたトートバックは、とても丈夫で使いやすい、キャンバスジ生地を使ったトートバックの『ケリーバック』と言っても過言ではない出来栄えでした。



これがケリーバックとは比較にならない、1500円なら安いものです(笑)

ま、どんなファッションにでも合うと言うものではありませんが、外しの美学には重宝するかもしれませんよ。

有名な若いタレントさんが持ったら、一発でブームが起こりそうです。

私のお気に入りのビームスとゴジラがコラボしたトートバックと共に、お気に入りのトートバックになりました〜