ホイッスルバード あいざわぶん

賃上げの内容が大事

首相の岸田文雄君は「賃上げが大事」と言っている。
私もずっと、「急ぐべきは賃上げである」と言っている。
だが、岸田君の言う賃上げと私が言う賃上げは中身が
違うので、(そこが国民を騙している)との思いが強い。

私が言っている賃上げとは、最低賃金を上げること。
岸田君の賃上げとは、平均賃金を上げること。
岸田君は、小・中・大企業に勤務する正社員の賃金を
上げれば平均値が上がるという計算をしている。
つまり彼は最低賃金を上げられないから平均額を上げ、
国民を目くらます、誤魔化す、ことを考えているのだ。

それじゃ低賃金労働者は今と同じで、結婚する勇気も
出ないし、恋人もできない可能性だって続くのである。
だから子供が増えないのも必然である。
その状況って、江戸時代と同じなのを彼は知ってるの
だろうか。

どんなに時間を譲っても、今すぐ最低賃金1.000円を
雇用者に支払えない社長さんは経営者の座から降りて
もらうしかない。
社長さんも明日から一労働者になればいいのである。
そして、二年後には1.100円、三年後には1.200円と、
1.500円になるまで賃上げ出来ないなら様々な問題は
解決できないのだ。

なのに岸田君ときたら、「2030年半ばまでに1500円を
目指す」と言ったのである。
仮に「2035年」として、遅すぎることは言うまでもない。
しかも「目指す」のだから、約束にもなっていない。
国民を言葉で騙すのは自民党議員の特技なのである。

  ・・・ 目指すだけなら猿でもできる ・・・

諸外国の人たちが観光に来て、口々に「安くていい」と
言うのは、私たちが貧しくなっているからである。
貧しくなっているのに、物価は更に上昇するのだから、
最低賃金を上げる策しか生活に困っている国民を救う
方法はないのだ。

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