ホイッスルバード あいざわぶん

新しき目標

昨夜、ぼんやりと今後のことを考えてみた。
「これから、どう生きるべきか」ということである。

そういう時に人間は、立派に生きている人を引き合いに
してしまう傾向が強いから困る(苦笑)
テレビでは、偶然にもギネスの話題をやっていたりして、
100歳過ぎて調理場に立っているお婆ちゃんや、時計
修理の仕事と陸上をやっているお爺ちゃんとか・・・ね。
尊敬はするけど真似できないんだから、彼らのようには
到底生きられない。

だから頭を振り、一から考え直そうとしたのだが、今度は
的場文雄君が頭の中に降りて来た。
私より2か月早く生まれた騎手(67歳)で、今も現役。
日本どころか、世界の頂点に立っている男である。
そこで、もう一度、頭を振って的場君を振り払ってみる。
偉人と比べずに自分はどうするか、を考えてたいのだ。

気付くのは、やはり、自分の命・寿命である。
「いつまで生きるんだろう」という厄介な問題でもある。
既に理解しているが、単なる寿命ではなく、健康寿命を
伸ばすしかない、という結論がある。
一人で生きるということは、どれだけ人に迷惑かけずに
いられるかが大事、に尽きる。
やはり、ピンピンコロリが人生の最終目標になるのだ。

「俺が死んだら頼むからね」と、妹に話したのは7年前。
60歳になったから、私は死に支度を開始したのだった。
あの時は、笑いながら「うんうん」と言っていた妹。
だが、従兄弟が余計なことを妹に言ってしまった。
「伯母が死んで伯母の家が空家になったから、お前の
兄貴が来て住めばいいのになぁ」と言ったようだ。
それを聞いた妹の心に変化が起きたようなのだ。
(そうか、お兄ちゃんが茨城に住めば遠くまで後始末に
行かなくて済む。本家の近所で死ねばいいのよ)
だから「伯母の家に住めばいいのに」と言ってきた。

私の妹は頭が悪い。命に順番があると思い過ぎである。
(3歳上の兄が先に死ぬ)と思い過ぎである。
まっ、私が幼少期から病気の友みたいな人だったから、
そう思われても仕方がないが、考えが単純過ぎる。

で、妹の気持ちを知って、私の心に魔が差した。
 ・・・ じゃ、結婚して後始末は妻にしてもらう ・・・
そしたら熟女たちの嗜好は断トツお金持ちだった。
それを知り、一瞬にして正気に戻れたのだった(笑)

やっと、私の結論(今後の目標)が出せた。
「妹よりも長生きする」という目標。
健康オタクにはならないが、自ら寿命を縮める食生活と
行動はしないと決めた。
しかも黙って実行し、妹の遺体に「これでお前に迷惑を
掛けずに済んだなぁ」と言うつもりである。

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