ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

私の受けた腰部脊柱管狭窄症の根治手術ってこんなもの

2020-12-11 06:09:35 | 雑感

 手術から丸2週間経ちました。何らかの参考になると思い、記憶が薄れない内に手術の内容を記録しておきます。

 診断名は腰部脊柱管狭窄症と腰椎変性すべり症。高齢者の座骨神経痛の多くは、これが原因だそうです。

 術前のMRI画像では、他の脊柱管は白く映っているのに、第4・第5腰椎の脊柱管だけは黒く潰れていました。これじゃ身長が、現役時代より3 cmも短くなったのも頷けました。

 受けた術式は二つ、腰椎前方後方同時固定術と腰椎後方除圧術です。どちらも根治手術、つまり正常に近い状態に治す手術です。

 術前に受けた説明と術後に撮ったX線画像から、私なりに理解した手術の内容とはこんなものでした。

 先ずは、椎体間を固定する腰椎前方後方同時固定術についてです。

 最初に、第4・第5腰椎の椎体間に小さな箱状のものを挿入します。次いで、二連の洗濯ばさみ状の器具でそれぞれの椎骨を背面から挟み、それぞれの骨にボルトでインプラントします。

 もちろん、これらに使用する器材はすべて人工骨で、ほんの一部自家骨も使用したようです。これが腰椎前方後方同時固定術です。

 他に、第5腰椎と第1仙椎間にもすべり症があるので、それぞれの骨(?)を少し削り取ることもやったようです。これが腰椎後方除圧術です。

 これらの手術は、左脇腹から内視鏡を入れ、右を下にした横臥状態で実施されたものです。

 皮膚を大きく切開して病巣部位を露出させ、両手で行ってもむずかしい手術なのに、いかに練度の高い整形外科医とは言え、これを内視鏡下でやるとは! まさしく熟練医師のなせる技、ただただ感心するばかりです。

 私はと言えば、午前10時前に全身麻酔が始まったことぐらいしか覚えておらず、その後の術中のことは何も覚えていません。

 手術には3~4時間かかると言われていました。麻酔から覚めたのは午後2時過ぎでしょうか、正確な時刻はわかりません。病室のベッドでは痛くて寝返りも打てず、膝を立てることさえできませんでした。

 ところがどうでしょう。翌朝、導尿カテーテルを抜かれるや早速、歩行器を使ってトイレに行くことに。リハビリ始めにしては結構しっかり歩けることに感動しました。

 それでもトイレに入った途端、便器まで間が持てずについ漏らしてしまいました。手術(麻酔?)の影響がまだ残っていたのか、とんだオチが付きました。ヤレヤレ。



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1 コメント

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Unknown (マダム・グラハン・洋子)
2020-12-11 14:36:26
闘病記は、その最中にいる人に大いに参考になりますよね。

だいたい、病名を検索しても、ろくな情報はでてきません。

より悪い・より重病な情報が多いのです。

お体、少しづつ慣れさせてくださいね。
状況がわかり、安心いたしました
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