私は、ラジオを毎朝5時にセットして目覚ましがわりにしています。
その早朝のラジオ番組で、私のお気に入りはと言えば、
健康川柳道場 “しあわせの五七五”(MBSラジオ毎週土曜5時~5時半)です。
水野晶子アナがMCを、近藤勝重 毎日新聞客員編集委員が師範役を
それぞれ務めている長寿番組です。
この番組にはリスナーからの投句が多く、毎週々々、楽しみに聞いています。
いつもは、軽妙な語り口で機転の利いたお喋りを展開する水野アナが、
先々週は珍しく、番組の途中で突然こんな言葉を口にしました。
「最近の政府は、福島第一原発の “汚染水” を海に放出する・・・」とか、
「マイナンバーカードの紐付けで混乱し、プライバシーの侵害が・・・」とか、
あまりに唐突な切り出し方と内容だったのでビックリしました。
記憶力が怪しげながら、私の記憶が正しければ、
リスナーからの投句にコメントした文脈ではなかったように思うので、
違和感だけが強く残りました。
水野アナは現在フリーとは言え、長くマスコミの一翼を担ってきた
大ベテランの元MBSアナです。
私が耳にした彼女の発言は当然、“汚染水” と“処理水” の
意味合いの違いを十分弁えての発言だったはずと思いますし、
同様に、マイナンバーカードについても
政治的な意図を持っての発言であったと思えてなりません。
川柳は、ときに政治や時事問題をテーマに諧謔的に批判し、
笑い飛ばすことも十分アリとは承知していますが、
リスナーからの投句とは無関係に飛び出した政治的発言はいかがなものか。
うまい川柳のような、機転に富んだ彼女のイメージが一気に崩れ落ちました。
水野さん、あのときのあなたの意図は一体何だったのでしょう?
あの一言が、とても残念でなりません。
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そう仰れば きっと!ご満悦だったのでしょうね。
マイナカードについては
「ケチつける人は持たなきゃいいのに」と仰れば 政治的にならなかったのにね。
斯くして 不自由な時代の裾野は広がります。