久しぶりに友から はがき が届きました。完全退職しフリーになったとのこと、43年間にわたる勤務生活を無事終えたのです。長い間、お疲れ様でした。
退職後のしばらくの間、生活リズムにある程度の乱れは仕方のないことです。第二の人生の始まりですから、体調に変調を来たしてスタートラインで躓かないよう是非心してほしいものです。
以下に示したのは50歳から70歳までの死亡率を男女別にみたデータです。10歳刻みでみると、女性の死亡率は大体倍々ゲームで上昇しています。ところが男性の死亡率は、60歳から65歳にかけて上昇の度合いが急激なのです。これは定年退職の影響とみてほぼ間違いないと思います。その意味で大変興味深いデータです。
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男性死亡率 女性死亡率
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50歳 0.268% 0.148%
60歳 0.675% 0.305%
65歳 1.129% 0.462%
70歳 1.751% 0.721%
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(厚生労働省:平成27年簡易生命表より)
死因は「がん、心筋梗塞、脳卒中」の三大疾患とされていますが、統計には表われていないアルコール問題もあったと思われます。在職中から既に精神依存になっていた人が、仕事のない “空白の時間(退屈)” に耐えられず正真正銘のアルコール依存症(アル症)になった例が多いのです。毎晩、晩酌を欠かせないようなら精神依存と考えてまず間違いありません。
私が在職中、社員同士でよく話題に上がっていたのが退職後2年以内に亡くなる事例の多さでした。薄々察しがついていただけに、退職後に漠然とした不安を持っていました。それが見事に図星となりました。
退職で何もすることがない退屈から、つい朝から飲酒という毎日が1年半続き、危うく退職後早期死亡例の仲間入りしそうだったのです。そのツケが響き、断酒後のこの3年半余はアル症とまともに向き合い、日々退屈回避に努めるハメとなりました。
人間の身体は物理化学反応を続ける精巧な工場みたいなものです。40年もの長い間、同じリズムで稼働し続けて来たのです。身体に染みついたそんなリズムが乱れたら、身体に変調を来たすのは避けられません。できる限り同じリズムで日々暮らしていくのが一番、そう実感させられました。
日の出と共に活動を始め、日暮れと共に活動を終える。これが自然の摂理に適った生き方です。そうと分かっていてもなかなか難しいのが現代です。せめて午前中だけでも外出するよう、私は毎日2~3時間余のゴミ拾い散歩を欠かしていません。
午前中だけでも日々規則正しい生活リズムを刻む。退職したばかりの友も是非この原則に沿って第二の人生を楽しんでもらいたいものです。
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退職後のしばらくの間、生活リズムにある程度の乱れは仕方のないことです。第二の人生の始まりですから、体調に変調を来たしてスタートラインで躓かないよう是非心してほしいものです。
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男性死亡率 女性死亡率
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50歳 0.268% 0.148%
60歳 0.675% 0.305%
65歳 1.129% 0.462%
70歳 1.751% 0.721%
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(厚生労働省:平成27年簡易生命表より)
死因は「がん、心筋梗塞、脳卒中」の三大疾患とされていますが、統計には表われていないアルコール問題もあったと思われます。在職中から既に精神依存になっていた人が、仕事のない “空白の時間(退屈)” に耐えられず正真正銘のアルコール依存症(アル症)になった例が多いのです。毎晩、晩酌を欠かせないようなら精神依存と考えてまず間違いありません。
私が在職中、社員同士でよく話題に上がっていたのが退職後2年以内に亡くなる事例の多さでした。薄々察しがついていただけに、退職後に漠然とした不安を持っていました。それが見事に図星となりました。
退職で何もすることがない退屈から、つい朝から飲酒という毎日が1年半続き、危うく退職後早期死亡例の仲間入りしそうだったのです。そのツケが響き、断酒後のこの3年半余はアル症とまともに向き合い、日々退屈回避に努めるハメとなりました。
人間の身体は物理化学反応を続ける精巧な工場みたいなものです。40年もの長い間、同じリズムで稼働し続けて来たのです。身体に染みついたそんなリズムが乱れたら、身体に変調を来たすのは避けられません。できる限り同じリズムで日々暮らしていくのが一番、そう実感させられました。
日の出と共に活動を始め、日暮れと共に活動を終える。これが自然の摂理に適った生き方です。そうと分かっていてもなかなか難しいのが現代です。せめて午前中だけでも外出するよう、私は毎日2~3時間余のゴミ拾い散歩を欠かしていません。
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多分、読んでもらえると思っていました。
これからが暑さ本番となります。
午前中のスケジュールに余白があるのなら、
この際、戸外で汗っかきに変身してみてはいかがでしょう。
野球用長袖アンダーシャツなら暑さはへっちゃらになります。
普通に飲めるかも・・・という妄想が今でもまだあります。
まだまだ油断できない毎日を過ごしています。
一緒に呑みましょうとは言えませんが、お互いに元気でやりましょう。ご健康とご健筆を念じています。