土・日・祝日以外の連日、外来通院による食道がんの放射線治療が愈々始まり、私はいきなり切実な問題に向き合わされています。
放射線治療で結構よく起きる急性障害(副作用)が、照射された部位(照射部位)の皮膚のただれ。これを防ぐには、照射部位付近の皮膚を清潔に保つこと以外にこれと言った手段がないそうです。
ところが、この照射部位の皮膚を “清潔に保つ” が殊の外難しそうなのです。それはなぜか? 照射部位への目印・“位置づけ” が消えないよう極力注意しなければならないからです。
毎回の照射部位の正確を期するために施すこの “位置づけ”、最初の照射前に胸や脇腹にテープを貼り付けたり、マジックインキで目印を付けたりすることを言います。
生憎消えた場合は再度目印を付けるのですが、その作業には30分ほどの時間がかかります。
ですから、消さないよう細心の注意が必要なのですが、その一方で、皮膚を “清潔に保つ” ためには入浴して身体を洗うことが欠かせません。
本来なら、タオルでゴシゴシ垢擦りが望ましいのですが、無邪気な垢擦りなどもっての外、泡立てた石けんの泡でそっと撫でるくらいが関の山だそうで、照射付近の身体をタオルで拭くにも抑え拭き程度に留めることが必要だそうです。
私は、化繊の垢擦りタオルでゴシゴシ擦るのが大好きです。
このクソ暑いときに、単にシャワーを浴びるだけで過ごさねばならないなんて、何と味気ない!
かように今、二律背反のジレンマに立たされている哀れな私です。
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