ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

直感像素質者って?

2020-07-21 05:59:54 | 雑感
 世の中、特殊な能力の持ち主は確かにいます。大抵は、本人にひけらかす気がないので、公に知れ渡ることは意外に少ないようです。

 恐らく知らないと言う人の方が多いと思いますが、直感像素質者というのをご存じでしょうか? 一瞬でも目にしたものを記録画像のように記憶し、大分後になってからでも細部まで詳細に思い出せる特殊な記憶力の持ち主のことです。

 先週、暇つぶしに見ていた午後のサスペンス『女刑事ふたり 赤い月連続殺人!!』でこの直感像素質者という言葉を知りました。ドラマの途中から見始めたので、殺人現場の目撃者のことだったということしかわかりませんが、この言葉からある一人の後輩社員のことを思い出しました。

 その後輩社員の M 君、彼は理系の東大卒でしたが、要領が悪く気も弱かったので担当を次々変えさせられました。最後に担当したのは確か、統計解析だったような。胃がんが見つかり、30代の若さで亡くなりました。

 彼に特殊な記憶力があったと知ったのは、彼が亡くなった後のことです。彼と一緒に働いたことのある同僚が、こんなことを教えてくれたのです。
「彼にはすごい才能があったんですよ! 学会で映されていたスライドを完璧に再現できるすごい記憶力でした。」

 医学系の学会で発表されるスライドには、新しい知見のエッセンスが詰まっています。スライド1枚の映写時間は長くても精々30秒から1分ぐらい。そんな一瞬の間にもかかわらず、スライドの細部まで覚えていられたとは!

 当時は、さすがに東大卒だとしか考えられなかったのですが、恐らく本人は、単に記憶力の良さで東大に入れたなどと思われるのが癪だったようで、そんな特殊な記憶力があるとはおくびにも出しませんでした。

 今になって思えば、M 君は明らかに直感像素質者だったのでしょう。彼の特殊な記憶力を生かす職種が必ずやあったと思うのですが、上司に一人として彼の才能に気づいた人のいなかったことが悔やまれてなりません。

 さて、同じように直感像素質者を扱ったドラマにフジTV系『スーツ』があります。

 こちらは弁護士資格がないのに弁護士を詐称している青年が主役格だったのですが、やはり一瞬の内に文書を完璧に記憶してしまう記憶力の持ち主でした。

 こちらも近々、シーズン2が始まるそうで、今からドラマ再開を楽しみにしています。



ランキングに参加中です。是非、1日1回下をクリックして順位アップに応援お願いします!
クリックしますと P 加算され、その日の順位が表示されます。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ
    ↓      ↓

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サイコパスはどこにでも | トップ | “やって後悔する方がよい” »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マダム・グラハン・洋子)
2020-07-21 09:13:50
おはようございます

ますます記事が楽しくなってきました。うれしいです

「スーツ」は見たことあると思います。
最後には、本当に短時間で暗記させられるシーンがありましたね。

続き希望にも、もちろんクリックしました。

あ・そうそう 今のあなたなら若くして死亡された(東大出の)かれのこと。すごく大切にできるのではないかなと思いました。
返信する
Re. マダム・グラハン・洋子さんへ (ヒゲジイ)
2020-07-21 16:29:58
コメント、ありがとうございます。

>今のあなたなら若くして死亡された(東大出の)かれのこと。すごく大切に・・・
これは買いかぶりです。

産業スパイまがいの情報員(?)なんてフィクションの世界ですが、
やはり同じような発想になったのでは。
人を適材適所に配置するって結構むずかしいです。
返信する

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事