いざというときは夫婦共々 “延命治療” を拒否が希望。
この件に関しては珍しく、相方とも完全に意見が一致しています。
それなのに、食道がんの肺転移で “余命半年” と宣告された旨、
長男に知らせたら早速、我が家にやって来て、
「他の専門医なら、まだ他に打つ手があるのかも・・・。
今度の再診のときは是非、主治医に会わせてちょうだい」と、
エライ剣幕でまくし立ててきました。
まさかの余命宣告を知らされてよっぽど動転・動揺したのか、
脊髄反射的に思いついたのが親の延命だったのでしょうか?
普段の冷静さはどこへやらでした。
常日ごろ、親の私が口酸っぱく言い続けていたこと。
「身体にチューブをつけまくって命だけ長らえるなんて御免だ!
そんな延命治療なんてイヤだ!
疼痛を和らげる緩和ケアだけで十分だ!」と、
“延命治療拒否” を希望していたにもかわらず、です。
私と同様、“延命治療拒否” を主義とされている方は、
“まさかのとき” の身内の乱心に十分ご用心くださいませ。
ご忠告申し上げます。
ちなみに、私に残されている治療法はオプジーボのみだそうです。
せいぜい20~30%のがん患者にしか効果はないとされるオプジーボは、
健康保険制度を破綻させるだけの、ある意味、延命治療みたいなものです。
それに、オプジーボには重篤な副作用もあるそうなので、
私としては受け入れ難い治療なのです。
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私も、家族が元医療関係なので、延命治療のしんどさを聞いています。
「ご本人の希望が、最優先されるべきであり、家族であっても、口出しすべきではないと思っています」
と言っています。
ヒゲジイさんの希望される治療を優先されると良いですね。
「すぐに延命処置をしないと死にます!」と、医者に脅かされたら、
身内なら誰でも “延命治療” 開始に同意してしまうと思います。
とっさのときについ反応してしまうのが “延命治療”。
一度始めたら死ぬまで外せません。患者にとっても地獄です。
自分の意思は、よほど常日頃口酸っぱく言ってないと反故にされかねません。
私の場合は大丈夫、自分の意思を通します。