ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

“空白の時間” がジワジワと・・・

2020-05-01 07:43:31 | 自助会
 こんなことも含めての新型コロナ禍なのでしょうか?

 今は多くの方々が、政府の呼びかけに応えて外出自粛しておられることでしょう。家に閉じこもってじっとしていたら、時間を持て余して間食したり、運動不足になったり、ひいては体重増加や体調維持にお悩みなのでは? お察し申し上げます。

 かく言う私は、外出自粛にもかかわらず週1回、徒歩で片道60分の夙川教会に相変わらず通っています。

 3月第1週から休止となったAAの立ち番役を務めるためというのは建前で、6年もの間身体に染みついた生活習慣のせいというのが本音です。

 私と同じように毎週通って来る仲間が1人います。M氏です。彼が来なかったのは3月第1週だけで、以来毎週欠かさず通って来ます。

 午後1時から1時半の30分、事務所前のベンチに腰掛けて話すのですが、いつの間にか彼と私との二人ミーティングの様相を呈しています。

 話題は、やはり他会場のミーティング状況です。

 緊急事態宣言を受け、最後まで頑張っていた神戸・中山手教会のミーティング会場も遂に休止に追い込まれたそうです。

 常連だった仲間についても話題に上ります。

 “家に一人でいるとロクな事がない” が口癖だったK氏、
 グループ内紛後すっかり姿を見せなくなったD氏、
 糖尿病と肝硬変で身体がボロボロのH氏、
 低血糖と徐脈発作にたびたび襲われていたT氏、
 いつもうたた寝を楽しんでいたG氏、・・・

毎日、一人でどう過ごしているのでしょう?

 私を含めて断酒中のアルコール依存症者が最も苦手とするのが “空白の時間”。断酒歴の長い彼らでも、今回のミーティング長期休止はさすがに堪えているのでは(?)と気がかりでなりません。

 実のところ私の方も、平日朝のルーティンでやっている市役所通いに味気なさを感じています。ゴミ拾いも新聞閲覧もできなくなったからです。

 週1回の夙川教会通いについても、まとまった距離を歩いて体調維持を図るという大義名分だけでは無意味では(?)とも考えています。

 そんな逆境にあって、M氏との二人ミーティングは “仲間と共に” を実践する貴重な時間になっています。

 かくも外出自粛はジワジワ効いてきています。まさに、“空白の時間” にどうにもならなくなる瀬戸際に追い詰められつつあります。

 さて、目出度くミーティングが再開されたとき、一体、何人の仲間が元気な姿を見せてくれるのでしょうか?  誰がどうなったとしても、ありのままに受け入れるしかありません。



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