ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

AA での与太話が懐かしい ―年寄りたちの年齢談義―

2021-06-15 15:44:24 | 自助会

 ネタが尽きたので、今回はこんな話でお茶を濁します。

 新型コロナのせいで休会続きの自助グループAAのミーティング。以下は、かつてミーティング前によくあった雑談の一コマです。

「オギさん、肝硬変の上に糖尿病の持病がある割には
 若く見えるんだけど、いくつになった?」

「オレ、こう見えて67歳。
 髪が黒くてたっぷりあるからね、それが秘かな自慢(笑」
「え、オギさん67(歳)?! オレより年上なの?」

「そう言うケンさんはいくつ?」
「オレは64(歳)。高齢者の仲間入りにはまだまだ・・・」
「ウッソだろう、オギさんより老けて見えるし?!
 そうか、リュウマチに糖尿病も持っているからかなぁ?」

「じゃ、ヒゲさんは? 髪はスダレだし、オマケに白い髭。
 ・・・どう見ても後期高齢者。80(歳)近くだろう?」
「そうそう、この白い髭のせいでどうしても
 80(歳)そこそこに見られてしまうんだよね。
 これでもまだ69(歳)。糖尿病はあるけど軽いし、
 他に悪いところなんて別にないのにねぇ。」

「ええっ、69(歳)?
 人の歳と頭の中ってわからないもんだねぇ!」

 以上の面子を見る人が見れば、三人が三人とも皆70代と見えたことでしょう。今となっては懐かしい場面です。

 登場人物は皆、人生で最も生産的であるべき時期を酒に明け暮れたのが仇となり、その報いで人生を棒に振ったという過去の持ち主ばかりです。

 ミーティング中は、深刻な体験談の場となるAAですが、ミーティング前には、たわいもない話でこんなのんびりしたひとときも過ごせます。どうぞ、ご参考にしてください。

 

 

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